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話が違うぜマエケン、これこそ本来の姿/記者の目

5/16(木) 22:32配信

日刊スポーツ

<記者の目>

<ドジャース2-0パドレス>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム

【写真】安打を放つドジャース前田健太

言われてみれば、確かに米国で「ブンブン丸」を目にする機会は減ったなと納得していたのに…。

4月上旬、前田が少し残念そうに昨今の大リーグ打者事情を教えてくれた。「まだ簡単に空振りするイメージがあるかもしれないけど、最近は粘る打者も多くて嫌らしさも出てきたんですよ」。その言葉を裏付けるように開幕から1カ月超、背番号18は珍しく四球数を増やしていた。

前回10日ナショナルズ戦までは8試合計44回2/3で20四球。「制球難」ではない。コーナー高低を狙って振らせようとした結果、粘られ見逃されて歩かせてしまう、という印象が強かった。象徴的だったのが5月5日パドレス戦。6回で被安打3ながら、フルカウントからの3四球がすべて失点につながって4失点。試合後は「点の取られ方が悪い」と後悔していた。

開幕からの約1カ月はセットポジションからの制球にバラつきがあり「とにかくストライクで勝負すること」と割り切ろうとした時期もあった。だが、この日は同じパドレス打線を相手に、おもしろいようにストライクゾーンから逃げる球を振らせ続けた。持ち味の繊細な制球力とキレが戻った証しか。全て空振りで奪った12三振。話が違うじゃないかと、うれしくなった。【佐井陽介】

最終更新:5/16(木) 22:47
日刊スポーツ

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