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アリババ、クラウド事業が76%増収--2019年1~3月期決算

5/16(木) 10:49配信

ZDNet Japan

 Alibaba(アリババ)の2019年1~3月期のクラウドコンピューティング事業の売上高は11億5000万ドルで、前年同期から76%増加した。

【図:アリババ決算】

 当期の決算を見ると、アリババがアジアでシェアを拡大していることが分かる。アリババによると、中国のA株上場企業の半分以上が同社のクラウドを利用しているという。

 通期では、Alibaba Cloud(アリババクラウド)の売上高は36億8000万ドルで、前年同期から84%増加した。クラウドコンピューティングはアリババの総売上高の7%を占めている。アリババはアジアのトップクラウドプロバイダーだが、世界市場にはAmazon Web Services(AWS)、「Google Cloud」「Microsoft Azure」といった強力なライバルがいる。また、アリババはエンタープライズソフトウェア分野のさまざまな企業とパートナーシップを築いている。

 しかし、アリババのクラウド部門は依然として損失を計上している。通期の調整後EBITDAは1億7200万ドルの損失だった。

 アリババの2019年1~3月期の総売上高は139億ドルで、前年同期から51%増加した。アリババの小売マーケットプレースの年間アクティブ消費者数は6億5400万人で、モバイル月間アクティブユーザー数は7億2100万人だった。

 2019年1~3月期の営業利益は13億ドルだった。

 通期の売上高は561億5000万ドルで、前年から51%増加した。営業利益は85億ドルだった。

 アリババの幹部はアナリストとの電話会議で、クラウドの顧客に付加価値サービスを販売する計画について、楽観的な見通しを示した。最高財務責任者(CFO)のWei Wu氏は次のように述べた。

 クラウドコンピューティング事業の現在の優先事項は、市場における優位性の強化とより付加価値の高いサービスの追加販売に引き続き取り組むことだ。売上高を見ると、顧客の支持と多様性が大幅に拡大している。

 最高経営責任者(CEO)のYong Zhang氏は、デジタル変革がクラウド支出をけん引していると述べた。さらに、Zhang氏によると、こうしたデジタル変革は米国との貿易戦争によって今後加速されるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

最終更新:5/16(木) 10:49
ZDNet Japan

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