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ANA、成田ーホノルル路線に超大型機A380を投入 利用者にはどんなメリットがある?

5/17(金) 11:41配信

THE PAGE

 ANA(全日本空輸)が、5月24日から成田~ハワイ(ホノルル)路線に総2階建ての超大型機エアバスA380を投入します。残念ながらA380は不人気から生産中止が決定されたばかりですが、ANAは3機を購入しており、当分の間、ホノルル便の顔となりそうです。利用者にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

圧倒的な客室空間 従来便2倍の520席

 エアバスA380は、ジャンボ(ボーイング747)を超える超大型機として、2005年から世界の空を飛んでいます。同機の最大のウリは、総2階建てという圧倒的な客室空間でしょう。

 ホノルル便では、1階はエコノミークラス、2階がファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスという配置になっており、座席数は520席と従来便の2倍もあります。エコノミークラスのうち60席はレッグレストを持ち上げてベッドのように横たわることができるカウチシートを採用。追加料金が必要ですが、家族連れなどには重宝しそうです。また広い客室空間を利用して、エコノミークラスにもバーカウンターを設置したほか、おむつ交換台を備えた多目的ルームもあります。2階の最前部にあるファーストクラスでは日本のエアラインでは初となるドア付きの個室型シートが採用されています(天井まで仕切りがあるわけではないので、部屋になるわけではありません)。

 ビジネスクラスはそれほど座席数が増えていませんが、エコノミークラス(プレミアムエコノミークラスを含む)の座席数が大幅に増えたことで、一部から運賃の引き下げを期待する声が上がっていました。今のところ、ライバル社よりわずかに安い程度ですが、今後、時期などによってはより安くハワイに行くチャンスが出てくるかもしれません。

 また席に余裕があれば、マイレージの特典旅行を予約しやすくなるというメリットもあります。ANAのマイルが貯まっている人はハワイに行くチャンスが増えるでしょう。

搭乗に時間を要するため遅延の可能性も

 もっとも超大型機が導入されたことによるデメリットも考えられます。実際に運行が始まらないと何とも言えませんが、最大の懸念材料は搭乗完了までの時間でしょう。

 もともとリゾート路線は、家族連れや旅に不慣れな乗客が多く、搭乗に時間がかかるケースがあります。520名もの乗客をスムーズに機内に案内するのは並大抵のことではありません。場合によっては、搭乗開始の時間がかなり早まったり、遅延が発生する可能性もあると思われます。ホノルル便に乗る場合には、すべてにおいて余裕を持って行動した方がよさそうです。


(The Capital Tribune Japan)

最終更新:5/17(金) 11:41
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