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なぜ道幅狭く感じる? クルマの巨大化と道幅に事故発生の要因が存在

5/17(金) 7:10配信

くるまのニュース

クルマがどんどん大きくなったのは「気のせい」ではない

 最近発売される新型車には、大きく立派な見た目のクルマが多く存在します。コンパクトカーであっても、ミニバンのようなデザインを持つクルマが少なくありません。

どれくらい大きくなった? 新旧カローラを写真で比較(13枚)

 じつは大きく感じるのはユーザーの勘違いではなく、これまでの数十年間で本当に大きくなっています。道路の幅は変わらないのに、なぜクルマの幅が大きくなっているのでしょうか。

 一般的に乗用車のフルモデルチェンジは5年から6年ほどですが、その度にクルマのサイズが大きくなる、といった印象を持っているユーザーも多いのではないでしょうか。

 1960年代から1970年代ごろのクルマと現在のクルマを実際に並べてみると、大きさの差がはっきり分かります。例として、トヨタのロングセラー車である「カローラ」で見てみます。

 1966年から1970年に発売された初代カローラのボディ寸法は、全長3845mm×全幅1485mm×全高1380mmです。それに対して、2018年に登場した最新の「カローラスポーツ」は、全長4375mm×全幅1790mm×全高1480mm。初代モデルと比べると、長さではなんと500mm、幅でも300mmも大きくなっています。

 ちなみに、初代カローラと同じ時期のトヨタ最上級モデル「クラウン」が全長4665mm×全幅1690mm×全高1445mmです。当時のフラッグシップモデルと比べても100mm車幅が広いということが、クルマの大型化の現実なのです。

 また、こうした数値上だけの話ではなく、新旧のクルマは大きさ感の違いも大きいです。

 新旧カローラを実車で比べると、ボディの容積がまったく異なります。初代カローラは前後と左右のガラス部分が大きく、全体的にボディの線は細めとなっています。一方、最新のカローラは全体的に肉厚なデザインで、ややポッチャリした印象を受ける人もいるのではないでしょうか。

 ボディのポッチャリ感の主な理由は、衝突安全に対する規制をクリアするためです。車体の内部構造、そしてボディの外板設計による影響が大きいといえます。

 また空気力学の観点からは、ボディ全体の形状がスムーズなラインとなることでポッチャリとした雰囲気が出てきます。昔のクルマが直線的なデザインだったものが、より曲面を強めるデザインに変わってきたのです。

 どんどんサイズアップしていく最近のクルマですが、大きくなっても車重が重くならないための工夫が施されています。材料の軽量化や車体構造の適正化を行い、燃費への影響を最小限に食い止めているのです。

 こうしたクルマの大型化について、大手自動車メーカーの商品企画担当部門の担当者は「衝突対応などはもちろんあるが、車内の空間をより大きくして快適性を上げるため、結果的にクルマが大きくなった」と、これまでの経緯を振り返っています。

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最終更新:5/17(金) 14:19
くるまのニュース

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