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「気楽に働きたい」46歳独身がセミリタイアの前にすべきこと

5/17(金) 18:30配信

MONEY PLUS

【FPの回答】

飯田: 現在、海外在住でアーリー・セミリタイアメント(以後、セミリタイア)を希望している相談者様。現状の資産状況からのセミリタイアのタイミング、および親と同居するために都内にマイホームを購入するべきかを悩んでいるとのこと。

海外在住者にとって帰国のタイミングをどうするのか、親の介護をどのようにするのかは避けては通れないことであり、大きな問題に発展することがあります。

どの地で、どのように働くのかをきちんと考えてみる

相談の1つの「気楽に働ける仕事に転職するのは、何歳から可能になるのか?」なのですが、まず考えるべきことは海外で転職するのか? 日本へ帰国して転職するのか? ということです。

現在は会社の借り上げ住宅に住んでいるため、住居費1.5万円、水道光熱費1万円と破格の費用で済んでいます。健康保険および厚生年金を得るために転職をするといっても、これだけの福利厚生が整った会社は滅多にありません。すでにおわかりいただいているかと思いますが、本来であれば可能な限り勤めてリタイアする方が得策になるように思えます。

気楽に働ける先への転職を希望されていますが、キャリアを活かして転職するのか、まったく違う分野で働くのか、収入にはこだわらずに社会保障があれば良いのか、正社員で働くのか、派遣社員として働くのかも、じっくりと考えていく必要があります。

マイホームを購入するかどうかも明確にする

転職をする前にもう一つ考えて欲しいのが、マイホームを購入するべきかどうかです。

長女のため介護が必要になったときには同居を覚悟しているとのことですが、他に兄弟姉妹がいるのなら兄弟姉妹で話し合う必要があります。住宅を購入する場合には、ご両親からの援助はあるのか、贈与は受けられるのか等も明確にしておくことが大切です。特に兄弟姉妹がいる場合には、相続問題にも発展しかねません。家族で充分に話し合うことが必要です。

マイホームを購入する場合、多くの人が住宅ローンを利用しています。住宅ローンを借りるためには、今の会社に在籍している間に購入した方が審査はスムーズになります。できるだけ若いうちに借り入れれば返済が終わるのも早くなりますし、年齢を重ねたときの負担は軽くなります。

海外在住者であっても所定の条件を満たせば借り入れできる金融機関はありますが、必ずしも審査が通るとは限りません。住宅ローンを組むのであれば、今の会社に勤めたまま日本へ帰任する方が良いでしょう。

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最終更新:5/17(金) 18:30
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