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「可変要素が少ない財産は”信頼と信用”」社団法人代表理事、石山アンジュに聞くキャリアメイキング

5/17(金) 16:23配信

テレ東プラス

社会人として働くうち、個人よりも企業の倫理が優先される、そんな社会への疑問が生まれた。

── リクルートでの修行後、ベンチャー企業であるクラウドワークスへ転職されたわけですが、この理由は?

リクルートでは誰もが知っているような大手企業をクライアントとして10社くらい持って、人事領域の採用から面接の設計ブランディグなどいろんなことをやらせてもらう部署にいたのですが、そこでの仕事の中で課題に感じることが色々あったんです。

その課題は大きく2つあり、まず一つ目は不可抗力的に景気の変動によって学生の機会が増大するのはどうかと思ったこと。景気の変動によって新卒採用の座席数は大きく変わりますよね。そして二つ目は転勤です。個人の意思と反して家族とバラバラに住まないといけなくなったり、明日から北海道から沖縄に行かなくちゃいけないみたいなことが当たり前に行われているわけです。

── なるほど。

そのどちらも「個人の意思よりも、組織の論理が優先され、人生が左右されてしまう」ということへの違和感が根本にありました。そこで個人が組織にぶら下がるのではなく、自由に選択して働ける働き方を考えたときに、インターネットがあれば雇用されなくても好きな時に好きなだけ働ける「クラウドソーシング」を知り、それを扱っているクラウドワークスに入社することにしました。

── クラウドワークスではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

経営企画室でIRと経営企画、そして広報をしていく中で、対政府渉外という仕事が増えていきました。フリーランスを増やすという制度が整っていない中、政府の検討会やヒアリングの場を持たれることが多くなっていったんです。クラウドワークスが所属している新経済連盟や、クラウドソーシング協会など、いろんな業界団体と窓口になって仕事をすることが増え、最終的には公共政策担当になって仕事をしていました。

その一方で、とあるメディアから「シェアガールという肩書きで連載しませんか?」というお誘いをいただいたことをきっかけに、個人の活動も広がっていきました。クラウドワークスは副業OKだったので、正社員でいながら自分の肩書きで働くということをやらせてもらっていた感覚があります。

── 副業OKとはいえ、会社員とフリーランスとしての仕事のバランスを取るのは難しくありませんでしたか?

難しかったですね。登壇する機会をいただいても会社員としてのフルタイムの仕事の中でやりくりするのは大変で、結果的にバランスが取れなかったので業務委託契約に変えてもらいました。そこからただ、 それでも難しかったので、2018年からはクラウドワークスを離れ、個人として、そして新しく立ち上げた「一般社団法人Public Meets Innovation」の代表として活動しています。

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最終更新:5/17(金) 16:23
テレ東プラス

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