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J2ファジアーノ岡山が集客苦戦 ホーム戦平均7590人、過去5年で最少

5/17(金) 16:43配信

山陽新聞デジタル

 J2ファジアーノ岡山が集客面で苦戦している。開幕から7試合が行われた今季のホームゲームの入場者数は現在、平均7590人。ホーム戦(全21試合)の3分の1終了時点としては昨年より1500人以上減り、過去5シーズンで最少となっている。

 岡山市のシティライトスタジアム。バックスタンドは例年に比べて空席が目立ち、声援もどこか迫力に欠ける。

 今季は2月24日の開幕戦こそ9千人超が詰め掛けたが、第2節の金沢戦は約5300人。その後も6千~7千人台が多く、1万人を超えた試合は1度もない。

 クラブによると、落ち込みが目立つのが当日券。7戦のうち3戦で天気予報が雨だったことが響いたとみられ、前年より3割以上の減少。さらに2週に1度が基本のホーム戦が2週連続で開催される日程(第1、2節、第6、8節、第10、11節)も“逆風”になった可能性を担当者は指摘する。

 2009年のJ2参入後、ホームの入場者数はほぼ右肩上がりで増え、16年に初めて平均1万人の大台を達成した。しかし、プレーオフに進出し、悲願のJ1昇格に迫ったこの年をピークに減少に転じ、17年は9471人、18年は8599人。この間、チーム成績も13、15位と下降している。ファジアーノCRM推進部の森繁豊部長は「一度高まった期待に応えきれていないことが集客にも影響している」とみる。

 クラブの調査によると、ホームゲームの場合、ファン・サポーターの3分の1以上は「1カ月前」に観戦を決めているという。当面は、このタイミングに合わせ、試合当日のイベント情報をメールマガジンやSNS(会員制交流サイト)で発信し、来場を促すほか、家族連れや子どもが楽しめる催しの充実を図る方針だ。「臨場感や一体感を味わい、来て良かったと満足してもらえるスタジアムになるよう地道に取り組んでいく」と森繁部長は話す。

 19日には今月唯一のホームゲームがあり、琉球と対戦する。「アグレッシブなサッカー」を掲げる有馬賢二監督が今季就任したファジアーノはここまで勝ち点16(4勝4分け5敗)で全22チーム中12位。ファンを振り向かせるには現在2連敗中のチームの奮起も欠かせない。

最終更新:5/17(金) 16:43
山陽新聞デジタル

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