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認知症を、一歩手前で食い止める!「軽度認知障害」に要注意!

5/17(金) 18:01配信

FNN.jpプライムオンライン

認知症増加の“ブレーキ“とは?

政府は、認知症対策として『2025年までの6年間に、70代の人口に占める認知症の割合を6%減らす』という数値目標を掲げることにしました。
その背景には、25年には65歳以上の何と、5人に1人が認知症になるとの推計があります。
とは言え、今後も高齢化が急速に進む中、この目標はどのようにすれば達成できるのでしょうか?

自分でできる認知症の気づきチェックリストで自己診断を!

認知症にはアルツハイマー型などいくつかのタイプがありますが、一部を除き、発症した場合は不可逆的=元には戻りません。
治療はあくまで対症療法となり、根治は望めません。
ということは、先ほどの目標達成のためには、認知症の発症を予防することが最重要になります。
そうした中、近年「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」が、注目を集めています。
と言うのも、認知症の増加を抑制するためには、「軽度認知障害(MCI)」への対応が重要だと思われるからです。

65歳以上の4人に1人が・・・

「軽度認知障害(MCI)」は、認知症の一歩手前、正常と認知症の中間ともいえる状態です。その定義は、下記の通りです。

1:年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
2:本人または家族による物忘れの訴えがある
3:全般的な認知機能は正常範囲である
4:日常生活動作は自立している。
5:認知症ではない。

つまり、軽度認知障害(MCI)と認知症との違いは、「認知障害」はあるものの、それによって「日常生活において周囲に影響を及ぼすほどの支障をきたしているか、 そうでないか」になります。
厚生労働省によると、65歳以上の4人に1人が、認知症もしくは軽度認知障害(MCI)であると予測しています。

放置すると認知症になるが、46%には希望が!

2017年6月に発表された国立長寿医療研究センターの研究では、軽度認知障害(MCI)の高齢者を4年間追跡調査しています。
それによると、軽度認知障害(MCI)をそのまま放っておくと認知機能の低下が進み、約14%が認知症に進んでいます。
しかし、その一方で、約46%が健常相当に回復する可能性も伝えています。
ですから、認知症の予防対策として、まずは軽度認知障害(MCI)の早期発見・早期対策が重要になって来るのです。

そして、軽度認知障害(MCI)の対策は、早期であればあるほど効果が高いとされています。
今は明確な診断基準がなく、医師が問診を含めて総合的に判断するので、専門の医療機関への受診が不可欠です。
その上で、本人はもちろん、家族など周囲の人も軽度認知障害について知識を持ち、変化に敏感になることが大切です。
例えば、「東京都保険福祉局」のHPには、認知症向けではありますが、『自分でできる認知症の気づきチェックリスト』があります。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/zaishien/ninchishou_navi/checklist/index.html
目安として、50歳以降になったら、こうしたものを定期的にチェックしてみるのもいいかもしれません。
客観的に自分のことを見てくれる、家族などと一緒にやる方が望ましいでしょう。

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最終更新:5/17(金) 18:01
FNN.jpプライムオンライン

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