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(多事奏論)見えない戦争 冷戦ですら「リアル」はあった 沢村亙

5/18(土) 7:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 事の始まりは、無線愛好家の農場主が6千キロ以上離れたベルリンのタクシー無線の交信を受信したことだという。
 「電波の“通り道”に相違ない」
 聞きつけた米軍が1942年に農場を買い取り、通信施設を置いた。以来、ワシントンから西へ約80キロののどかな農園ビントヒルは、大戦を経て冷戦後まで、敵の交信を傍受する情報機関の拠点となった。
 日本との「因縁」に驚かされる。初期の「戦果」は43年、大島浩・駐独大使が本国に送った暗号電文を傍受、解読したことだとされる。そこにはナチスドイツ高官から得た独軍の仏北部での布陣が詳述され、情報は翌年の連合国軍のノルマンディー上陸作戦に役立てられた。…… 本文:1,557文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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最終更新:5/18(土) 7:30
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