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休養説がくすぶるDeNA・ラミレス監督を直撃!

5/18(土) 13:05配信

東スポWeb

 DeNAがキナくさい。17日のヤクルト戦(神宮)は投打がかみ合い、4―3で接戦に勝利を収めた。だが借金はまだ2桁の10。開幕前は上位候補に推す声も多かった中、首位巨人に8差の最下位に沈んでいる。アレックス・ラミレス監督(44)は本紙の直撃にも前を向いたが、噂される“10年前の再現”はあるのか――。

 試合前、記者の顔を見つけて足を止めてくれたラミレス監督に「どうすれば浮上のきっかけをつかめると考えているか」と単刀直入にぶつけた。すると指揮官は真剣な表情でバットで足元を指し、こう持論を展開した。

「野球には3つのパートがある。先発投手、攻撃陣、リリーバー。その全てがかみ合うことが重要だ。先発が良くてもリリーフ陣が7、8回に打ち込まれて落とす試合もあったし、逆もあった。今の課題はヒッティング(攻撃陣)。打者が早い回から援護できれば、投手陣がもう少し気楽に投げられるはずだ」。そして「今日はそんなゲームになるはずだよ」と笑顔で予告していた。

 試合はその通り、指揮官が理想とする「スリーパートがかみ合っての勝利」。それでも借金は依然2桁。ここから盛り返せるかどうかの見方は分かれる。チーム内では「まだ100試合以上残っている」との声もある一方で、「去年までと何も変わらない」と現体制への閉塞感が漂っているのも事実だ。だからこそ現場では指揮官の“休養説”が飛び交う。

 往年のベイファンにとって思い起こされるのは、ちょうど10年前、2009年の監督休養劇だろう。開幕からつまずいた横浜(当時)は5月17日時点で13勝24敗の借金11の最下位に低迷。翌18日にフロントは大矢監督に休養を勧告し、田代二軍監督(現一軍打撃コーチ)が監督代行に指名された。

 ただ当時のフロント内では前年も94敗を喫して最下位だったことを受け、開幕前から「借金2桁で解任」との内々の決定事項があった。暗黒時代とやゆされ、スタンドに閑古鳥が鳴いていた当時と今ではファンの熱気も親会社も異なる。

 15日からの3戦を2勝1敗とし「今週は我々にとってすごくいい1週間になる」と前を向いて神宮クラブハウスへの歩を進めたラミレス監督。会心の白星をきっかけに、くすぶる火種を封じ込めるか。 

最終更新:5/18(土) 13:05
東スポWeb

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