ここから本文です

貴景勝の再出場に元横審で整形外科医の守屋氏「靱帯は動けばまた緩くなる。急ぎすぎでは」

5/19(日) 8:03配信

スポーツ報知

 ◆大相撲夏場所8日目(19日・両国国技館)

 右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で5日目から途中休場していた新大関・貴景勝が、8日目(19日)からの再出場を決断した。17日深夜に本人が師匠・千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)に申し出て、中日に小結・碧山との対戦が組まれた。大関以上の再出場は前師匠だった横綱・貴乃花(元親方)の2003年初場所以来。大関に限れば1951年春場所の汐ノ海と極めて異例だ。

【写真】貴景勝の母が「ありえない美人」と話題沸騰

 右膝の治療優先から一転して再出場を決めた新大関に心配の声が集まった。1月の初場所で引退した荒磯親方(元横綱・稀勢の里)は故障を抱えながらの土俵に、本来の押し相撲が崩れることを不安視した。

 自らは新横綱の17年春場所で左大胸筋などの負傷を押して優勝。だが、その後の強行出場の代償で腰や足首などを新たに痛めて休場が重なった。左おっつけを軸とした力強い攻めは最後まで戻らず「技術的なことがズレてしまわないか心配。自分は相撲の形が変わるとバランスが悪くなった」と苦い経験を踏まえて語った。

 貴景勝は8日目に193キロの碧山と対戦。さらに横綱、大関陣や関取最重量227キロの関脇・逸ノ城ら強敵との取組も予想され、患部が悪化する危険性もある。横綱審議委員会の元委員長で整形外科医の守屋秀繁氏(千葉大名誉教授)は「膝の内側靱帯は動けばまた痛めて緩くなる。急ぎすぎではないか」と指摘した。

最終更新:5/19(日) 8:29
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事