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「シェア傘」をいつでもどこでも。24歳社会起業家の挑戦「壮大なムダなくしたい」

5/18(土) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

出先で雨に見舞われ、あわててビニール傘を購入。気付けば自宅に何本も同じような傘が。不燃ゴミの日はいつだっけ……。年に数千万本ものビニール傘がこんな末路をたどると言われる。いつでもどこでも「シェア傘」を利用できる世の中を実現し、壮大なムダをなくしたい。そんな思いから24歳の社会起業家が立ち上げたサービス「アイカサ」が、急成長している。

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1日70円、スマホにLINEアプリがあればOK

アイカサの利用方法はとても簡単だ。専用アプリをダウンロードする必要はなく、スマホのLINEアプリ内で登録から傘の貸出・返却まですべての手続きができる。

まずアイカサのアカウントを検索し、「友だち」に追加。届いた説明文に従って、クレジットカード情報などを入力すれば登録完了。地図上に表示される最寄りの「アイカサスポット」へ行き、傘立てに並ぶ傘の柄のQRコードをスマホでスキャンするとパスワードが表示され、傘のダイヤルロックを解除して使うことができる。

使い終わったらアイカサスポットにある返却用QRコードを読み込み、傘立てに戻す。借りた時とは別の場所に返してもいい。

料金は1日70円。ただし何回借りても1カ月あたりに課金される上限額は420円だ。コンビニなら500円前後でビニール傘を買えるが、それを下回る水準に抑えた。支払い方法はクレジットカードかLINE Payを選べる。

2018年12月にサービスを開始。登録ユーザーは9000人を超えた。アイカサスポットは約120カ所あり、今のところは渋谷界隈を中心とする東京都内が大半だ。計1000本ほどの傘が利用できる。提携先が増えるにつれて、個人経営の店だけでなくローソン、メガネスーパー、カラオケの鉄人といったチェーンの一部店舗、オフィスビル、駐車場、映画館とアイカサスポットの立地のバリエーションも広がっている。

「梅雨が始まる6月中にスポットは300カ所近く、利用できる傘は5000本に増やす予定です。首都圏以外でも大きく展開していきます」

アイカサを運営するNature Innovation Groupの創業者で社長を務める丸川照司さん(24)はそう意気込む。

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最終更新:5/18(土) 8:10
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