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高校生に学びの場を 課題解決へ率先  住民、行政、JA、大学が支援 文科省新事業

5/18(土) 12:07配信

日本農業新聞

地域担う人材育成

 文科省は今年度から、「地域との協働による高校教育改革推進事業」に着手。2億5000万円を計上し、高校が自治体やJA、大学などとコンソーシアムを設立し、地域の課題解決や振興につながる人材を育成するための計画を作る。3校を全国の農高のモデルとし、各地に横展開していきたい考えだ。

 島根県立出雲農林高校は、JAしまね出雲地区本部、出雲市などとコンソーシアムを発足。持続可能な農業、スマート農業を担い、国際的な視野を持ちながら地域に根差す“グローカル”な人材を育てていく。同校の三島一友校長は「中核都市である出雲市が本気になり、農高に着目して農業の担い手を育てていく意義は大きい。地域ぐるみで連携することが教育につながる」と考える。

 熊本県立天草拓心高校は、農業に関連する産業を活性化する人材育成を、天草地域の複数のJAや企業、行政、大学などと連携して担う。藤井隼人教諭は「農高生に天草の魅力を伝え、農業に限らず食や福祉、観光などの視点も踏まえて産業を興す、高校発の人材を育てたい」と強調する。

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最終更新:5/20(月) 17:48
日本農業新聞

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