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「アイツらの人生を変える」皇治が“愛弟子”に必勝誓う 「TEAM武尊」と“因縁”対決へ

5/18(土) 9:10配信

AbemaTIMES

 格闘技界の次世代スターを誕生させるべく始まった『格闘代理戦争4thシーズン』。第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突。優勝チームには賞金総額300万円と、「K-1 WORLD GP」への出場が確約されることもあり、各参加選手にとっては檜舞台への第一歩。また夢への切符を掴み取るまたとないチャンスだ。

 先月27日に行われたトーナメント1回戦では皇治率いる「皇治軍団」と木村“フィリップ”ミノル率いる「木村組」が激突。2人抜きあり、KOありの手に汗握る熱戦となった。その結果、僅差で18日に行われる2回戦に進出を決めたのは皇治軍団。試合終了後には、2回戦の相手となる「TEAM武尊」を率いる武尊監督との舌戦も繰り広げられ、昨年末の因縁が再燃の様相だ。勝利と舌戦の興奮が冷めやらぬ皇治に控室で次戦への意気込みを聞いてみると、先ほどの舌戦とは一転して彼が口にしたのは、監督という経験から得たさまざまな気づきと感謝。さらに、愛弟子たちへのアツい思いだった。

― 選手を指導しながら、自身が得た事は

一番は「不可能は無い」ということ。また周りの支えの有難みですね。周りの支えが無ければトーナメント1回戦の勝利は成し得なかった。今までの自分自身についてもいえることやけど、改めて、キレイごと抜きにして「周りに支えられているな」と。シルバーウルフのジムのみんなもやけど、観客席でのアイツらの応援団の声援も大きな力になったはず。格闘技は一人で闘うものやけど、一人では勝てないんやなと。

― 木村“フィリップ”ミノル監督率いる木村組を振り切ったトーナメント1回戦を振り返ってみると、展開は作戦どおりだったか

勝ち抜き戦ということで、1勝目を取ることが大事やと思っていた。(北村)夏輝はスロースタートやから、アイツを一番に持って行って負けてしまったらという懸念もあった。そこで先鋒に持って行った(松本)日向がホンマに頑張ってくれた。先鋒戦で勝ったことで、こっちのリズムで闘うことができた。

― 中堅の梅田慎太郎選手は惜しくもKO負けとなってしまった

ただ、梅は気持ちを見せてくれた。人ってチャラけたり、余裕こいたりしている姿に感動はしない。梅みたいに必至こいて、がむしゃらに頑張る姿にこそ感動する。それはどのスポーツでも同じこと。梅が気持ちを見せて、大将の夏輝に伝わった。まさに“魂の伝承”ですわ。

― その梅原選手は試合後に涙も

……(笑)。アイツは我がメンバーの中で一番実力がない。にもかかわらず、ジュニア時代に那須川天心選手に勝った経験のある榊原選手に真っ向から挑んでいった。一番実力が無くても、一番勇気を振り絞った。よう頑張りましたよ。

― 2回戦は武尊選手が率いる「TEAM武尊」との対戦になる

1回戦での勝利が持つ意味はアイツらにとって大きい。これを過信にするのではなく、自信にしてさらにキツイ練習をすれば、TEAM武尊との2回戦は話にならない。俺らが命かけてるときに、武尊らはリングサイドで髪の毛いじって、ボケーっと見てただけ。一方の俺らは、命かけてあれだけ観客を沸かせた。やっぱり皇治軍団は持ってますわ。
武尊が「また俺をイジって」と言っていたが、俺からすれば、髪の毛なんて誰でもいじれるし、あだ名だって(1回戦後の舌戦で武尊選手に“コスル”と命名)誰にでもつけられる。大切なのは内面。何を言っても結果を出せば付いてきてくれるし、感動もしてくれる。1回戦を見て、アイツらは俺と通ずるところがあるなと思った。可愛くて仕方ないですわ(笑)。

― 声がかれるまでセコンドで声を張り上げていた。今までにそんな経験は

もちろん、仲間のセコンドについて必至に応援した経験はある。ただそれは、肩を並べている仲間。アイツらは、子どもを産んだことないけど、息子みたいな感じ。子どもが戦っているように思えてしまうので、ヤバかったです。ほんま「喉ちんこ、出てくるんじゃないんか」って思いましたわ(笑)。こんな経験は初めてで、ただ残念なことに、試合中、俺の声がリングサイドでは通らんのですよ……。だから、隣にいた仲間をバシバシ叩いて「お前が言え!」って、人に言わせてました。

(セコンド仲間が口を挟んで)終いには、アツくなりすぎて、自分の名前を間違えてましたけどね……(苦笑)。

監督やらせてもらって、一丁前なこと言わせてもらってますけど、自分もまだ現役。同じファイターとして勉強になる部分もあります。何より、感動しちゃいましたね。正直、この企画(団体での勝ち抜き戦)を聞いたときに「しょーもないなぁ」と思ったんです。格闘技って個人やから、団体戦とか「ぬるいな」とね。でもアイツらがそんな思いを払拭してくれた。最初はほんま弱かったのに、俺らの練習に必死についてきたことで、この短期間で一気に成長した。俺の力は絶大やね。シルバーウルフの力もね、ヤバいわ。

― 因縁の武尊選手との対戦に向けて

相手がどうのこうのというより、俺がK-1に出るまで10年、15年くらいかかった。そういった意味でアイツらにとってはほんまにチャンス。その中でアイツらとK-1との懸け橋になることができれば、アイツらの人生は変わる。そうなれば嬉しいし、今まで自分が戦ってきた意味があると思う。絶対に勝って、アイツらの人生を変えてやりたい。

 しかし、2回戦に向けては負傷離脱やKO負けによる出場停止など前途多難な皇治軍団。監督・皇治は、どのようにこの困難を乗り切るのか。決戦は、今夜。

最終更新:5/18(土) 9:10
AbemaTIMES

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