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獅子舞の伝統つなぐぞ 滑川・加島町2区の子ども 21日に本番

5/18(土) 22:57配信

北日本新聞

 滑川市加島町の加積雪嶋神社で21日に行われる春季例祭を前に、加島町2区の子どもたちが獅子舞の練習に熱を入れている。市内で今も獅子舞が受け継がれている町内は、加島町の2区と3区だけ。子どもの数が減る中、町外の子どもにも参加してもらい、伝統をつないでいる。 (滑川支局長・小幡雄也)

 加島町の歴史をまとめた「伝承 加島町史」によると、同町の獅子舞の起源は明らかではないが、明治時代に能登通いの帆船によって伝えられたとされる。雄獅子の3区に対し、2区は雌獅子で優美な舞を特徴とする。現在は両区が1年ごとに交代で加積雪嶋神社に奉納している。

 ことし担当する2区は、園児と児童合わせて23人が踊り手となる。獅子をあやしながら踊り歩く2区特有の「前踊り」や、渦巻き模様の傘で獅子を惑わせる「カサ」など、計10種類の演目を披露する。

 子どもたちは今月7日からほぼ毎晩、同町2区会館前で練習してきた。17日夜も、獅子役やはやし方を務める地元青年団「睦(むつみ)会」の指導を受けて稽古に励んだ。

 23人のうち6人は、祖父母らが町内に住んでいる縁で参加する。町外からの参加者は例年より多いという。睦会の砂田嵩志会長(44)は「県東部で今も獅子舞が残っているのは貴重。たくさんの方々の協力を得ながら今後も続けたい」と話す。

 21日は午前7時半に同神社に奉納後、近隣町内や田中小学校を回る。

北日本新聞社

最終更新:5/18(土) 22:57
北日本新聞

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