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TCRジャパン第1戦サタデーシリーズ:マシュー・ホーソンが記念すべき初のウイナーに。KCMGは2クラスを制覇

5/18(土) 17:34配信

オートスポーツweb

 2019年からスタートしたTCR規定の新ツーリングカーレース、TCRジャパンシリーズの第1戦サタデーシリーズが5月18日に行われ、ポールポジションを獲得したマシュー・ホーソン(ホンダ・シビック・タイプR TCR)が逃げ切り優勝。記念すべき初のTCRジャパンウイナーとなった。

【2位の篠原と3位の金丸の戦い】

 13時05分からスタートしたサタデーシリーズの公式予選は、午前に比べ雨脚も強まり、メインストレートに対して強い向かい風が吹くなかでスタートした。20分のみの予選のなかでタイムを出そうと各車が一斉にコースインしアタックを展開していくが、開始から3分後、ターン16で前嶋秀司(アルファロメオ・ジュリエッタTCR)がコースアウト。グラベルストップしてしまい、この回収のため赤旗中断となってしまった。

 セッションは13時17分に再開されるが、その後も密山祥吾(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)やふたたび前嶋がコースアウトを喫するなど、スリッピーな状況は変わらず。そんななか、2分11秒050をマークしていた篠原拓朗(アウディRS3 LMS)が記念すべきTCRジャパンシリーズの初めてのポールシッターとなるかと思われたが、チェッカー周にホーソンが2分10秒625をマーク。ポールポジションを獲得した。

 2番手につけたのは篠原で、3番手には金丸ユウ(ホンダ・シビック・タイプR TCR)が、4番手には密山が続いた。5番手には松本武士(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)がつけ、実力派のドライバーたちが上位を占めている。

■決勝は終盤までTCRらしい接近戦が展開
 全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式予選の際に強まっていた雨は、16時15分のTCRジャパンシリーズのサタデーシリーズ決勝レース時には止み、風は強いままだったものの、急速にコース上の水量が減っていくなかでセーフティカースタートとなった。なお、前嶋は決勝のグリッドにつくことはできなかった。

 3周目にレースが始まるが、ポールスタートのホーソンに篠原、そして金丸が続いていく展開。ウエットコンディションということ、翌日にサンデーシリーズも控えていることから、序盤は接近しつつも、ツーリングカーらしいバトルはやや控えめ。一方で、ブロンズドライバーたちによるジェントルマンクラスの戦いは、1周目からKENJI(アウディRS3 LMS)と塩谷烈州(ホンダ・シビック・タイプR TCR)がバトルを展開。1コーナーで2台は接触し、塩谷が順位を落としてしまった。

 中盤まで白熱したのはジェントルマンクラスで、KENJIがトップを走っていたものの、7周目の第2ヘアピンでコースオフ。これでYOSHIKI(アウディRS3 LMS)とYUKU TANIGUCHI(ホンダ・シビック・タイプR TCR)のバトルがトップ争いに変化。さらに8周目、YOSHIKIにプレッシャーをかけたYUKU TANIGUCHIがクラストップに浮上し、かつてWTCCで戦ってきた実力をみせた。

 一方、終盤に白熱したのは総合のトップ争い。ホーソンを先頭に篠原、金丸の3台が三つ巴の戦いとなっていった。ファイナルラップまで3台は接近戦を展開したものの、最後はホーソンが逃げ切りチェッカー。記念すべきTCRジャパンシリーズの初レースをポール・トゥ・ウインで飾った。

 2位は篠原、3位は金丸で、4位は密山、5位は松本とフォルクスワーゲン勢が続いた。ジェントルマンクラスは混戦を勝ち抜いたYUKU TANIGUCHIがトップチェッカーを受け、ホーソンとともにKCMGが2クラスを制した。YOSHIKIがHIROBON(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)を抑えきりジェントルマンクラスの2位となった。

TCRジャパンシリーズ第1戦オートポリス サタデーシリーズ決勝結果
Pos/No/Driver/Team/Car/Laps
1/18/マシュー・ホーソン/KCMG/ホンダ・シビック・タイプR TCR/11
2/21/篠原拓朗/Hitotsuyama Racing/アウディRS3 LMS TCR/11
3/5/金丸ユウ/TEAM GOH MODELS/ホンダ・シビック・タイプR・TCR/11
4/52/密山祥吾/埼玉トヨペット GreenBrave/フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/11
5/25/松本武士/Volkswagen 和歌山中央RT with TEAM 和歌山/フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/11
6/72/YUKE TANIGUCHI/KCMG/ホンダ・シビック・タイプR・TCR/11
7/23/YOSHIKI/N-SPEED/アウディRS3 LMS TCR/11
8/19/HIROBON/バースレーシングプロジェクト【BRP】/フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/11
9/190/植田正幸/バースレーシングプロジェクト【BRP】/アウディRS3 LMS TCR/11
10/62/塩谷烈州/TEAM G/MOTION’/ホンダ・シビック・タイプR・TCR/11
11/55/Mototino/55 MOTO RACING/アルファロメオ・ジュリエッタTCR/11
12/10/佐藤潤/Adenau/フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/11
13/24/KENJI/N-SPEED/アウディRS3 LMS TCR/11
14/7/牧野淳/NILZZ Racing/アウディRS3 LMS TCR/11
R/33/前嶋秀司/GO&FUN Squadra Corse/アルファロメオ・ジュリエッタTCR/DNS

※ファステストラップ:
マシュー・ホーソン(ホンダ・シビック・タイプR TCR) 2'10.224(3/11)
YOSHIKI(アウディRS3 LMS) 2'11.535(3/11)

※ペナルティ
No.24は、TCRジャパンシリーズ2019競技規則 第9条9-1.違反(危険なドライブ行為)により、競技結果に対し30秒加算のペナルティを科す。

[オートスポーツweb ]

最終更新:5/18(土) 19:50
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