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【MotoGP】”勇敢な”タイヤ選択をライバルも賞賛。ロッシ「予選5番手はパーフェクトな結果」|フランスGP

5/19(日) 10:51配信

motorsport.com 日本版

 アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、MotoGPフランスGPの予選Q1で難しいコンディションの中スリックタイヤでのアタックを成功させた、ヤマハのバレンティーノ・ロッシを賞賛した。

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 ドライコンディションで行われたFP2までに総合トップ10に食い込めず、予選Q1へと出走することになった。

 FP4から小雨が降り始め、Q1は難しい路面コンディションとなった。ロッシ以外の11人がウエットタイヤでアタックをする展開に。しかしロッシはじっくりとタイヤを暖め、トップタイムをマークした。

 その後、雨が強まったこともあってロッシに続いてスリックタイヤでタイムを更新するライダーは現れず、ロッシは2番手のフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハ)に1.595秒差をつけ、予選Q2へと駒を進めた。

 フリー走行の結果によりQ1免除となり、ガレージでセッションを見守っていたエスパルガロは、ロッシの決断力と難しいコンディションでのライディング能力を賞賛した。

 最終的に予選9番手となったエスパルガロは「バレンティーノがやったことに拍手を送る」と語った。

「明らかに、Q1はQ2よりも水量が少なかった。でも、彼がやったことは印象的だ。ただスリックタイヤを履くだけでなく、ラップタイムを刻んで見せたんだ」

「それは実際、かなり危険なことだ。路面に水があるかないかではなく、路面温度が15度だったからだ。そんな中で300馬力、160kgのバイクを操るのは至難の業だ」

 ロッシは、Q1でスリックタイヤにかけた背景に、”2つの理由”があったと説明した。

「まず、今年僕たちはミックス・コンディションに取り組んできた。バイクにより良い感触を感じられるし、セッティングや電子制御も改善してきた」

「通常、こういったコンディションで僕たちはかなり苦戦する」

「それに、FP4ではウエットタイヤを使っていた。ウエットでの感触は良かったんだけど、限界に達していた。それ以上速くは走れなかったんだ」

「ここの路面は素晴らしいし、あまり水が多くなかった。ストレートであまり水が浮いていなかったのを見て、リスクを取ることにした。そして、それが功を奏した」

「適切な選択ができて、Q2に進むためにも重要だったので、僕はハッピーだ」

 予選Q2で、ロッシは再びスリックタイヤで出走した。しかしポールポジションを獲得したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がウエットタイヤでタイムを記録していることからも分かるように、コンディションはQ1より悪化しており、ロッシは一度ピットに戻ってウエットタイヤに交換しなければならなかった。

 それでも、ロッシは最終的に5番手を獲得。しかし彼は、最初のタイヤ選択によってポールポジション獲得の可能性が犠牲になったと認めた。

「2周することができれば、ポールポジションの可能性があることが分かっていたから、僕たちはQ2でもトライした。でも残念ながらすでに(路面の)水量が多すぎた」

「だからそこで止めたけど、問題はなかった。5番手に満足している。だけどそのタイミングは、フロントロウやポールポジションを獲得するにはベストな瞬間だったようだ。Q2の最初の5分は、特にセクター1と2で水が少なかった」

「だけどとにかく、ウエットではそれほど悪くはないので、5番手からスタートできるのはパーフェクトだ」

Valentin Khorounzhiy

最終更新:5/19(日) 10:51
motorsport.com 日本版

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