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【WBSS】井上尚弥が2回TKO勝ちで決勝へ IBF王座奪取し主要4団体制覇達成

5/19(日) 11:50配信

東スポWeb

【英国・グラスゴー18日(日本時間19日)発】またもや世界に衝撃を与えた。最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」バンタム級準決勝で、WBA王者の井上尚弥(26=大橋)がIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)を2R1分19秒TKOで下し、WBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)との決勝に進出した。

 井上が17戦全勝、ロドリゲスが19戦全勝と注目の無敗対決。日本の“怪物”は直近の2試合で連続1RKO勝利を飾っているが、今回は初回こそ相手の出方を見るように“待ち”の姿勢。逆にロドリゲスは積極的に前に出て圧力をかけてきた。「プレッシャーをかけてきて1R終わった時はどうなるか、自分でも予測できない状況だった」(井上)というが、すでに相手の動きを見切っていた。

 2R開始早々、前に出た怪物は強烈な左フックが空振りに終わるや、返しの右ボディーから狙い済ました左フック一閃。顔面にヒットすると、ロドリゲスは腰から崩れるようにダウンした。この一撃で鼻から出血したIBF王者に対し、井上は一気にラッシュ。さらに右のボディーで2度目のダウンを奪って、最後は圧巻の左ボディー。IBF王者を3度ダウンさせて圧勝した。

 新たにIBF王座を獲得した井上は、これで主要4団体の世界王座制覇の快挙も達成(日本人2人目)。試合後は「常に平常心を持ってこのイギリスに乗り込んできたので、今夜いいパフォーマンスができてホッとしています」と安堵の表情。会場には日本から家族をはじめ多くのファンも駆けつけたことから「すごくホーム感を感じ、後押ししてくれた会場なので、このグラスゴーで思い出深い一日となりました」と応援にも感謝した。

 年内開催が予定される決勝の相手は5階級制覇王者で世界的スーパースターのドネアだ。井上は「ノニトはすごいキャリアがあって、すごい強い選手なので、またこれからどう戦うか練っていきたい。僕の憧れの選手でもあるので、ファイナルで戦えるのがすごく光栄に思います」と語った。リングサイドで試合を観戦したドネアもリングに上がり「彼はモンスターだ。すごいファイター。私は21歳に戻ったつもりで頑張るよ」と笑みを交えながら意気込んだ。

 令和でも“怪物伝説”はまだまだ続きそうだ。

最終更新:5/19(日) 12:41
東スポWeb

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