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「もうあとがないと思っていた」スーパーフォーミュラ第2戦優勝の関口、圧巻の走りで開幕戦の不完全燃焼晴らす

5/19(日) 21:02配信

motorsport.com 日本版

 2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦オートポリスで逆転優勝を果たした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、スーパーGTを含め不完全燃焼が続くシーズン序盤にもどかしさを感じており、今回のレースに懸ける強い想いを持っていたことを明かした。

【リザルト】スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス|決勝レース結果

 週末を通して荒天となったオートポリス。その影響から、公式予選は日曜日の朝に順延となり、40分間の計時方式となった。しかし、日曜日の朝も天候は荒れ模様。セッションは赤旗中断の連続となり、一度もタイム計測をすることができなかった関口は19番手に沈んだ。最終的にはペナルティ等もあり16番手スタートとなったが、依然として厳しい戦いとなることには変わりなかった。

 関口はレース後に行われた記者会見の中で、次のように語った。

「もちろん毎回勝ちに(いくように)やっていますが、特に今回その想いが強かったので、16番手スタートでしたけど絶対諦めずに、優勝したいという気持ちを強く持って戦っていました」

 関口はレース序盤にセーフティカーが導入された際、多くのマシンがピットインする中、ソフトタイヤでステイアウト。レース再開後は13周目にトップに立つと、後続以下をぐんぐんと突き放し、ピットイン可能なマージンを稼いだ。

「今回は普段ないスケジュールで予選が行われたり、予選から決勝に向けて天候が変わったりで、けっこうドタバタしていました。なのでセーフティカー入った時にどうするのかというのは、グリッド(上)でギリギリ決まりました」

「あとは(チームに)展開を見てもらっていました。(セーフティカーが出動した際)最終セクターで、無線で『どうするんですか』と聞いたら『ステイで』と言われたので、最終的にチームの判断に従ったという感じです」

 絶妙な戦略がうまくハマり、順調なレースを見せていたように見えた関口だが、レースを通して順風満帆というわけではなく、後半には少しタイムを落とす場面も見られた。その原因については、次のように語っていた。

「僕のクルマはけっこうオーバーステアで、周回するにつれてリヤタイヤがタレてきちゃって、何回かハーフスピンというか、本当にヒヤッとする場面がありました」

「あと風にクルマ自体がすごく影響されて、高速の100R(ターン8)とか、ジェットコースターストレートの先の右の高速コーナーとか本当にフラフラしちゃっていました」

「そういう状況もあって、ここで飛んでいったらしょうがないので、ちょっと様子を見て走っていました」

 また関口は、勝ちたいという想いが特に強かったことについて、その理由を語った。

「今年は(スーパー)GTも中止があったりとか、トラブルがあったりとかで結果が出ていないし、SFの方も鈴鹿で速さはあったんですけど、トラブルでリタイアということで、なかなか(結果が出なかった)。ちょっとムズムズしているところがありました」

「GTは年間8戦ありますけどこっち(SF)は7戦しかないんで、2戦落とすと大きいじゃないですか。やっぱりチャンピオンを狙っているので、そういった意味で今回勝たないと、もうあとがないなと思っていました」

戎井健一郎

最終更新:5/19(日) 21:02
motorsport.com 日本版

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