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井上尚弥「1Rが終わり『負けない』と思った」 ロドリゲスを2回TKO圧勝! 決勝のドネア戦へ「やるしかない」…WBSS準決勝

5/19(日) 11:05配信

スポーツ報知

◆プロボクシング 世界戦▽ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ バンタム級準決勝 ○WBA王者・井上尚弥(2回TKO)IBF王者・エマヌエル・ロドリゲス●(18日、英スコットランド・グラスゴー、SSEハイドロ)

【写真】雪が舞う中、山中湖畔を走る井上尚弥と拓真

 WBSS準決勝を兼ねたIBF世界バンタム級タイトルマッチで、WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=がIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26)=プエルトリコ=を2回1分19秒TKOで下し、IBF王座獲得に成功し、WBSS決勝進出も果たした。18戦目で主要4団体を制覇し、米専門誌「リングマガジン」認定のベルトを獲得した。

 試合後の会見の主なやりとりは以下の通り。

 ―素晴らしいパフォーマンスでロドリゲスに勝った。 

「準決勝で、ロドリゲスを相手に、この勝ち方。勝利を手にして、決勝に進めたことにホッとしている」

 ―今回は決着まで2ラウンドもかかったが?

 「やはりそういう見方になりますか? 1ラウンドはスコットランドの慣れない環境での力みが多少あった。2回はロドリゲスに反応していくよう修正して、自分の思うように戦えるようになった」

 ―リング上で「1回終わってどうなるのか自分でも予測出来ない状態だった」と語った真意は?

 「相手どうこうではなく、自分の動き。すごく力みがあったので、2ラウンドでどう修正していくかというのがあった。日本の試合の時と同じようにリラックスしてリングに上がったが、相手も実力があったので、1ラウンドはパンチが当たりづらいな、というのはあった」

 ―2ラウンドの動きは?

 「相手に勢いづかせないように1ラウンドよりも重心を落として、圧力を抑えるようにした。自分の感覚でできた」

 ―ロドリゲスの実力は?

 「想定していた右カウンターや返しのアッパーとか予測できる範囲だったが、危ないタイミングもあった」

 ―先制ダウンの左フックの感触は?

 「1ラウンドから左フックなり、右ストレートなりが当たれば倒せるなという感覚はあり、2ラウンドはうまくフィットした」

 ―2度目のダウンはボディーを狙った?

 「あえてボディーで行きました。前回、見に行ったロドリゲスの試合でボディーがそんなに強くないなと思っていた。1度ダウンを取って、相手も上に意識が行っているので下に行った」

 ―戦前は技術戦を予想していたが。

 「面白かったんじゃないですか? 自分もやっていてパンチが当たらないなと思ったし、逆にパンチも少しもらったし。試合が長引けば互いの良さが出て、ボクシングとして面白い展開になるのでは、と1ラウンドが終わった時に考えていた」

 ―余裕があったのか。

 「1ラウンドが終わった時に『負けはしないだろう』と思った」

 ―決勝の相手はドネアだが。

 「試合展開も何も、きょう試合が終わったばかりなので、まだ何も予測していません。尊敬するドネアと戦えることはうれしく思う。一から頑張っていきたい」

 ―ドネアの直近2試合の感想を。

 「まだ1発は重くあるなという印象。1発だけはもらわないように心がけたい」

 ―友好的なムードだった。 「人間的にもいい選手。戦いにくいが、そこは勝負の世界なのでやるしかない」

 ―英国の試合で、重圧もあったと思うが。

 「少し吹っ切れた感がある。きょうの喜びもプレッシャーから解放されたような自分の中でも重圧が砕けたようなシーンだったので、喜びが爆発した」

 ―4団体を制覇し、リングマガジンのベルトも取った。

 「誰とやるかが重要。次の試合は優勝がかかっていて、ドネアとやることに意味がある」

最終更新:5/19(日) 12:05
スポーツ報知

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