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ジャガー「XJR575」の本性はビースト! 英国ブランドの狂気と品格をみた!

5/19(日) 11:00配信

バイクのニュース

数点のオプションでトライアンフの「ストリートツイン」が購入可能

 ごく簡単に書くと、ジャガーの中で最もパワフルなエンジンを搭載し、2番目に高価なクルマ。それがこの「XJR575」です。車名にある通り、ボンネットの下に搭載されている5000ccV型8気筒エンジンは、スーパーチャージャーによって最大575psを発揮し、車両価格は素の状態で1887万円。一番お高いのは「XJ LWB AUTOBIOGRAPHY」の2069万円ですが、この領域になると、100万円や200万円はほとんど誤差に感じられるから不思議なものです。

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 ちなみに、今回の試乗車に施されていたつや消しグレー(サテンコリスグレー)の塗装を選ぶと、それだけでプラス76万5000円のエクストラが発生。フルLEDヘッドライトやインフォテインメント&ナビゲーションシステムも含めれば、ほぼ100万円になりますから、わずか数点のオプションで、例えばトライアンフのスポーツバイク「ストリートツイン」(105万600円)が購入できる価格に到達。まさにプレミアムな世界と言っていいでしょう。

 そんなXJR575のドアを開けて乗り込むと、インテリアの雰囲気は思いのほかシック、もしくはシンプルです。このクラスになると「宇宙船かよ」と言いたくなるほど、スイッチやボタンが配されていて圧倒されるものですが、特にレクチャーを受けなくても直感的な操作が可能。ボディの大きさも把握しやすく、ごく普通に走り出すことができます。

 排気音とそれにともなうバイブレーションはV8らしく、「ブロロロ~」とまろやかなパルス感を伝えてきます。20インチのホイールを標準装備し、リヤには295/30サイズのタイヤが組み合わされているにもかかわらず、乗り心地もいたって普通。減衰はそれなりに効いていながらも不快さはなく、日常的な使用を余裕でこなしてくれそうです。

 がしかし、ジャガーはジャガー。決して猫のように愛らしいばかりではありません。動物のジャガーがそう呼ばれるようになったのは、なんでも「ひと突きで殺す者」という意味があったらしく、XJR575も時折その片鱗を見せたのでした。

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最終更新:5/19(日) 11:00
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