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産んでも産まなくても…25歳の私が社長を引き受ける前に徹夜で考えた仕事と出産、家族のかたち

5/19(日) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

家入一真さん率いるクラウドファンディングのキャンプファイヤーは、社会的意義の高い事業に特化したクラウドファンディングのプラットフォーム「GoodMorning」を、4月に事業分社化した。

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その社長に就任したのは、同事業の責任者だった25歳の酒向(さこう)萌実(もみ)さん。誰より情熱も労力も注いできた事業だったが、いざ社長を引き受ける際に、ある大きな葛藤に向き合ったという。

まだ決まっていない、やりたい?

「社長の話があった日の夜に、自宅で妊娠検査薬を使いました。心当たりがあったわけでもないのですが、万が一、いきなり休むことになったら、がっかりされるんじゃないかと」

GoodMorningを分社化する話が持ち上がったのは、2019年2月のことだった。

「話したいことがあるんだけど、ちょっといい?」

代表の家入さんに呼ばれ、東京・渋谷のキャンプファイヤーのオフィスにほど近いカフェに向かった。

インターネットを介して、不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達できるクラウドファンディングは、写真集製作費用に観光促進、お店を持ちたいなど、その目的は多彩だ。

その中で、 社会課題の解決を目的とする事業を集めたGoodMorningは、キャンプファイヤー内でも3本指に入る主力分野。学校外教育格差の解消を目指したスタディクーポン、シングルマザーのシェアハウス、緊急災害支援など、社会的なインパクトを与える事業で存在感を示してきた。

その成長性に目をつけ、キャンプファイヤーから分社化させ、独立した運営をしていきたいと、家入さんから説明を受けた。

自分がこれまで、責任者として心血を注いできた事業。だれが代表になるのかが気になった。家入さんの答えはこうだ。

「まだ決まってない。やりたい?」

自分がやるという発想がまるでなかった酒向さんは、いきなりボールが飛んできても、即答できなかった。

「1日、考えていいですか」

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最終更新:5/19(日) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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