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【この毒母がすごい 令和vers.】一生許さないママ、ジョーン・フォンテイン

5/19(日) 21:01配信

ELLE ONLINE

子供たちの人生をわが物にする毒母たち。母の日に振り返りたい日本生まれのオスカー女優、毒親としての素顔。

【動画】「毒になる母」のパターンを学ぶ神映画7

毒母 Case3  許さないママ、ジョーン・フォンテイン

子どもを幸せにする母親だけじゃない。誰だって毒親になる可能性がある。そんな事実を思い出させてくれる毒母セレブの連載最終回は、ハリウッド黄金期の伝説的女優として今でも世界的に讃えられるオスカー女優、ジョーン・フォンテイン。しかし母としては長女にPTSDを負わせ、次女を強制送還させたうえ、娘たちを一生恨み続けた。その陰には、壮絶な自分の母と姉への怨念があった……。

生まれてすぐ親権争い

娘のデボラ・レスリー(デボラ・ポッター・ドジャー)は、生まれた直後から始まった母との嵐のような関係について、コラムニストのニック・トマスのインタビューにこう答えている。

「両親は(出産の1年後)“激しく”離婚し、私の親権を長いこと争ったのです。父(ウィレム・ドジャー、ABCやCBSのプロデューサーを務めブルース・リーなどを見出した)は巨大スタジオの取締役をしていたためしょっちゅう出張に出ていましたが、とても優しく、穏やかで、家にいるときはいつも良き父でした」

突然豹変する母

いっぽうでデボラの母親評は父親のものとは正反対。

「母は撮影のため長い間家を空ける際、私と養子の妹(写真中)だけで何か月も過ごすことになったのですが、ナニーの手配が雑で……。でも、家にいるときは母と一緒にいるのは楽しかったのです。一緒に料理をしたり、フラワーアレンジメントをしたり。母はとてもエネルギーにあふれた陽気な人であったはずです。ですが私たちは母が怖かった。突然豹変するからです。おそらく、バイポラー(躁鬱)だったのでしょう。自分の気分を自分でコントロールできていないため、数分後に何をしだすのかわからない、そんな感じでした」。

養女を強制送還

海外ロケの際に世話になった夫婦の幼い娘を気に入り、「16歳になるまで預からせて。そのあとは必ず返すから」と約束し養女にしたペルー人の次女マルティタ。当然長年育ったアメリカの暮らしを捨ててペルーに帰りたがるはずもないが、「約束は約束」と無理やり送還させようとしたことで、娘は母と決別してしまう。自分から養女にしたにも拘わらず、帰国を断ったマルティタ(写真右)に対して激しい怒りを覚えたジョーンは、「私に約束を破らせるような人(somebody)を絶対に許すことなどありません」と、他人扱いして非難した。

それだけでなく、母は実子デボラも絶縁状態に追いやった。その理由は耳を疑うものだ。
 
―――姉オリヴィア・デ・ハヴィランドと仲良くしたから

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最終更新:5/19(日) 21:01
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