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無人の荒野で迷い50日、草の根食べて生還 チベット自治区・チャンタン

5/19(日) 11:10配信

東方新報

【東方新報】中国・チベット自治区(Tibet Autonomous Region)羌塘(チャンタン、Changtang)地区の無人の荒野で50日間行方不明となっていた杭州(Hangzhou)の1990年代生まれの若者、馮浩(Feng Hao)さんが発見された。

 捜索隊とともに、チベットで馮さんを探していた冒険旅行愛好者仲間の天津(Tianjin)の李志森(Li Zhisen)さんは5日午前0時過ぎ、SNSで「ようやく見つかった!生きていてくれて良かった!」と喜びのメッセージを配信した。李さんは馮さんと他のメンバー1人共にチャンタン地区に入ったが、馮さんは途中から単独で行動していたという。

 李さんは、発見を知らせるメッセージ配信の30分前に、ウランウラ湖(Ulan Ul Hu)の東側で馮さんを発見。馮さんの健康状態は良好で、精神面も問題なかったが、体重は15キロ以上減った様子だった。

 馮さんは、ただ気力で生き延びたという。2日間に1度、200グラム入りの携帯用保存食を1袋食べ、最後の7日間は携帯用保存食が無くなったので、草の根など食べられるものはすべて食べて飢えをしのいだ。

 チベット林業庁は、2017年4月にチャンタン地区を許可なく踏破することを禁止する通知を出している。李さんも、冒険愛好者らに今回のことを教訓としてほしいと忠告している。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:5/19(日) 11:10
東方新報

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