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鏡でつながる2つの世界! 仕掛け絵本「きょうのおやつは」が話題 ページ立てると3次元に、作者に聞いた

5/21(火) 7:00配信

withnews

 福音館書店から発売されている仕掛け絵本「きょうのおやつは」が、ネット上で注目を集めています。見開いたページには一見すると別々の絵が描かれているように見えますが、ページ同士が直角に向き合うように開くと立体的な一つの絵に変化するのです。鏡の仕掛けを使ったこの絵本の作者に話を聞きました。

【画像】直角に立てて変化したページがこちら。紅茶をいれたり、ボウルに卵を入れたり……絵本の中身を紹介

2014年に出版「きょうのおやつは」

 2014年に出版された「きょうのおやつは」(税抜き1500円)。最初のページには卵とボウル、そして猫が描かれています。

 次のページは見開きになっていて、左側に卵を割る様子、右側にはボウルが半分だけ描かれています。

 左側のページを直角に立てると、鏡面仕立てになっている卵の背景にボウルが映り込んで、まるで一つのボウルに、上から卵を割り入れるように見えます。

 牛乳を入れたり、生地をかき混ぜたり、フライパンで焼いたり。ときどき猫も登場しながら、同じような仕掛けで物語が進み、最後は完成したホットケーキがテーブルに並んだ場面で終わります。

 ツイッターでこの絵本が紹介されると、「素晴らしい発想」「読んでみたい」といったコメントが寄せられ、話題になっています。

作者はわたなべちなつさん

 この絵本の作者は、グラフィックデザイナー・絵本作家のわたなべちなつさんです。

 筑波大学芸術専門学群を卒業して、グラフィックデザイナーとして家庭用品メーカーに勤務した後、愛知県立芸術大学大学院へ。

 「しかけの視覚伝達デザイン」を研究テーマに制作活動を行い、大学院在籍中に「きょうのおやつは」「ふしぎなにじ」の2冊を福音館書店から同時出版しました。

 「かがみのえほん」シリーズの3作目として、2016年に「かがみのサーカス」も出版しています。

完成までの経緯を聞きました

 制作の経緯について、わたなべさんに詳しく話を聞きました。

 ――「きょうのおやつは」を描こうと思ったきっかけを教えてください

 「しかけのグラフィック」をテーマに、学生時代からいろいろな作品を制作していました。

 その中に「MIRROR BOOK」シリーズという、鏡の映り込みをしかけに利用したものがあり、その作品がアイデアの元となっています。

 ――制作する上で心がけた点は

 本に印刷された絵は平面ですが、鏡に映すと絵が立体的に見えます。絵から感じる臨場感を最大限引き出せるように、構成や描き方を工夫しました。

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最終更新:5/21(火) 14:31
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