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ANAカーゴ、精密機器輸送の新サービス 衝撃や傾き監視

5/20(月) 20:44配信

Aviation Wire

 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の貨物事業会社ANAカーゴ(ANA Cargo)は、半導体製造装置や医療機器など精密機器輸送の新サービス「PRIO SENSITIVE」を6月3日から始める。

 ANAHDは大型貨物機のボーイング777Fを2機発注済みで、7月から成田-関西-上海-成田線、10月から成田-シカゴ線に投入する。777Fの就航を契機に、精密機器の輸送体制を強化する。

 新サービスでは、衝撃の検知ツール「ショックウォッチ」や、傾きを検知する「ティルトウォッチ」が付いた貨物について、発着空港や経由する空港でチェックシートを使用したモニタリングを実施。貨物の搭降載時にフォークリフトを低速で走行させたり、空港内を輸送時に段差を極力避けるなど、衝撃によるリスクに配慮した運用を行う。

 ANAHDによると、これまでも荷主が検知ツールを付けた貨物を受託していたが、チェックシートを使うなどのモニタリングをANAカーゴ側で行うのは、今回のサービスからだという。

 777Fは、旅客機の777-200LRを母体に開発された大型貨物機。旅客機の客室にあたるメインデッキの左側後部には、3.7メートル×3.1メートルの大型ドアを設け、貨物の搭降載をしやすくしている。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/20(月) 20:44
Aviation Wire

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