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豊島将之新名人が恋愛トークで見せた絶妙の受け流し

5/20(月) 10:32配信

スポーツ報知

 17日まで行われた将棋の第77期名人戦7番勝負の結果、豊島将之新名人(29)が誕生した。3連覇中だった佐藤天彦前名人(31)を4勝0敗で圧倒。平成生まれ初の棋士が令和元年に平成生まれ初の名人になり、さらに史上9人目の3冠達成者(名人、王位、棋聖)に。名実ともに棋界の第一人者となった。

 豊島新名人とは、どんな人物なのか。話してみると笑顔の似合うステキな青年なのだが、研究に生きる求道者というイメージがあり、あまり自ら好んで私生活を語るタイプではない。昨年末、そんな新名人のプライベートの一端を知る機会があった。

 都内で開催されたのは、ファンと交流するクリスマスイベント。サンタクロースのかぶりものをして登場した姿だけで来場者たちには垂涎ものだったが、トークショーも貴重なものになった。

 王将2期の獲得歴を誇り、棋士会会長も務める中村修九段(56)が司会を務めたトークショー。大先輩の質問に、豊島2冠(当時)も和やかに答えていく。

 「朝は苦手です。朝御飯は食べないことも多くて、御飯と味噌汁くらいでしょうか…。目玉焼は何派か…醤油派です。コレ、知りたい人いるんでしょうか(笑)」

 「いちばん怖いものは…虫。あとは自然災害です」

 「カレーを食べると勝率が良かったんですけど、最近は丸山(忠久)九段(食事に関する独自のこだわりを持つ元名人)が『対局日の夕食にヒレカツを食べるといい』と話された記事を読んで、いろいろ試してみようと思っているところなんです」

 「じ、自分だって映画くらい見ますよ。『ハリー・ポッター』の続編を最近見ました」

 イイ感じにトークが進んでいく中、中村九段は意を決した表情で勝負手を放った。

 「ちなみに恋愛のことなどは…聞いちゃいけないのかな?」

 会場を埋めた女性ファンたちが息をのむ「ゴクリ」という音が聞こえてきそうな沈黙が広がったが、豊島2冠は、テレ笑いを浮かべつつ「いやあ…いやいやいや…あはは、いやいやいや…」とニコニコと受け流し、なんとなく次の話題に移るという妙技を披露した。

 間違いなく言えるのは独身で、両親と同居中であること。あとのことは…折を見て聞いてみます。答えてもらえるかどうかは約束できませんけれども。(記者コラム・北野 新太)

最終更新:5/20(月) 10:32
スポーツ報知

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