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リングに上がったらナイフを持って襲いかかるつもりでーーー オリンピックでボクシングを。期待の若手ボクサー・松本圭佑が目指す戦い方とは?

5/20(月) 7:30配信

テレコムスタッフ

Momentum~アスリートの瞬間~ ボクシング 松本圭佑

東京オリンピックでのボクシングをーー!
鋭いパンチと卓越したフットワークを武器に東京オリンピックを目指す若手期待のアスリート・松本圭佑。
彼が目指すボクサー像について聞いてみた。

「アスリートの瞬間」を独自インタビューと映像で綴る4回シリーズ<Momentum>
松本選手の第2回です。

■松本選手が目指しているボクサー像ってどういうイメージですか?

松本:言い方は悪いですけど「殺す気で行け、じゃないとやられるぞ」ってのはすごく言われて、大橋ジムの先輩の八重樫さんとか普段はすごい優しい感じじゃないですか、でも試合前になると本当殺気立って周りの人が話しかけられないくらいになったり、目が変わったりするらしいんですよ。それを色々聞いたりして、すごいなって思って、そういう風になりたいなと思うんですけど、普段優しくて、リングの中では獰猛な感じに憧れてはいるんですけど、自分としてはそこが足りないと思っています。

■リングに上がるボクサーにしては「優し過ぎる」のが今の弱点?

松本:見てもらっているトレーナーに、圭佑は優しすぎると言われます。情が入ってしまうというか、ちょっと可哀想だなみたいな気持ちが一瞬、よぎる時があって。でも、その気持ちを捨てないと夢には近づけないんで。相手はもちろん自分を殺る気で来るので、それに対して自分がそういう甘い気持ちだったら絶対勝てないなと思うんです。それが今の課題でもあります。自分にはそこまで、相手をぶっ倒してやるって思うことはあまりないかもしれないですね。

■勝つためにはどうすればいい?

松本:我を忘れてやるしかないですよね。リングに上がったらナイフを持って相手に襲い掛かるくらいの気持ちじゃないと。相手もその気で来るから、簡単に勝つのは難しいですよね。
気持ちの勝負で負けないようにするのが大事だと思います。

◇オリンピックでのボクシング

左右の拳にグローブを着用し、2人の競技者がリング上で相手と打ち合って勝敗を決める格闘スポーツ。攻撃手段はパンチ、攻撃対象は相手の上半身のみで格闘技の中でも限定的なルールがあるのが特徴。古代オリンピックからある競技で、近代オリンピックでは1904年セントルイス大会以降、1912年ストックホルム大会を除いて、すべての大会で実施されてきた。女子は2012年ロンドン大会から正式種目として採用。2016年リオデジャネイロ大会よりプロの参加が解禁となった。

◇選手プロフィール

松本圭佑(まつもと けいすけ)
1999年神奈川県出身。小学3年生から本格的にボクシングを始める。U-15ボクシング全国大会5連覇。現在はボクシングの名門東京農業大学で東京オリンピックメダル獲得を目指し練習に励む。父は元東洋太平洋フェザー級王者で名トレーナーの松本好二氏。

◇Momentum~アスリートの瞬間~とは

本企画「momentum」(ラテン語で「瞬間」の意)は、2020年東京オリンピック出場を狙うアスリートを取材。競技の神髄である「瞬間」を新感覚の映像で切り取るスポーツ動画シリーズです。

最終更新:5/20(月) 7:30
テレコムスタッフ

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