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「すてきナイスグループ国内取引状況」調査

5/20(月) 18:59配信

東京商工リサーチ

取引先総数1万762社、1次仕入先は東京都と神奈川県が突出

 不動産取引を巡る架空売上問題が浮上した建築資材・住宅事業を手掛けるすてきナイスグループ(株)(TSR企業コード:350011826、法人番号:2020001037946、横浜市鶴見区、東証1部)は5月16日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で横浜地検と証券取引等監視委員会の合同による家宅捜査を受けた。
 5月20日、平田恒一郎代表取締役会長兼CEOが代表取締役と取締役を辞任、木暮博雄代表取締役社長が取締役となる人事を発表。新社長には杉田理之取締役が就任した。
 東京商工リサーチでは、すてきナイスグループおよび関連会社で直接取引がある1次、間接取引がある2次国内取引先数を調査した。取引先数は仕入先総数が2907社(重複除く)、販売先数が7855社(重複除く)だった。
 すてきナイスグループは、横浜市鶴見区で材木店として創業。順次、戸建住宅やマンション分譲などを展開し、子会社79社および関連会社13社(2018年3月期末時点)で構成。グループ従業員は2468名を擁する。5月10日開示の2019年3月期決算短信(連結)は、売上高2249億2700万円、経常利益8億4200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億5000万円と公表していた。

※本調査は企業情報サービス(tsr-van2)の企業相関図から、すてきナイスグループおよび同社グループの仕入先、 販売先を1次(直接取引)、2次(間接取引)に分け、業種、地区などを抽出、分析した。
 1次取引先は直接取引のある取引先、2次取引先は1次取引先と直接取引がある間接取引企業を示す。
 すてきナイスグループのほか、2018年3月期の有価証券報告書に記載されている国内連結子会社44社、持分法適用関連会社3社を対象とした。

1次仕入先は建設業、1次販売先は販売先が最多

 すてきナイスグループの取引先の産業別では、1次仕入先の最多が建設業の208社(構成比28.1%)。次いで、製造業199社(同26.8%)、卸売業167社(同22.5%)の順。2次仕入先の最多は卸売業の790社(同34.1%)。1次販売先は卸売業が950社(同43.5%)で最多。以下、建設業757社(同34.7%)、製造業267社(同12.2%)の順。2次販売先は、最多が建設業の4033社(同67.1%)で6割を占めた。

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最終更新:5/21(火) 10:25
東京商工リサーチ

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