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一家4人を殺傷し無期懲役判決を受けた男 控訴審で懲役25年に

5/20(月) 21:56配信

静岡朝日テレビ

3年前、浜松市で家族4人を殺傷したとして一審で無期懲役の判決を受けた男の控訴審で、東京高裁は一審判決を破棄し、懲役25年に減刑する判決を言い渡しました。

判決によりますと、浜松市北区の無職池谷佳峰被告(34)は、2016年4月、自宅で当時62歳の母親と32歳の姉、83歳の祖母の3人をサバイバルナイフで刺して殺害し、当時60歳の父親に重傷を負わせました。

一審の地裁浜松支部は、池谷被告は、妄想性障害という精神的な病を患っていたものの責任能力はあったとして無期懲役の判決を言い渡していました。

控訴審では弁護側が改めて精神鑑定を請求し、裁判所が選んだ医師による鑑定が行われていました。

きょうの判決で東京高裁の朝山芳史裁判長は、「被告は職場でいじめに遭っているという被害妄想を抱き、家族にも被害が及んでいるとの妄想を募らせ、苦痛と絶望感が増した結果、犯行に及んだ」と指摘。

新たな精神鑑定の結果をもとに「完全責任能力があったとはいえない」と述べ、心神耗弱状態だったと認定しました。

そのうえで一審の無期懲役判決を破棄し、懲役25年に減刑する判決を言い渡しました。

池谷被告の弁護人・村中貴之弁護士:「控訴審での鑑定内容が、弁護人の主張に沿っていたので。裁判所が採用した点で、非常に評価できる判決」

最終更新:5/20(月) 21:56
静岡朝日テレビ

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