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多分、現場に恋をしている。『貞子』で主演池田エライザに聞いた「愛すること」とハードすぎる「集中力」

5/20(月) 21:30配信

テレ東プラス

『リング』に登場する貞子は、紛れもなくジャパニーズ・ホラーを代表するキャラクターの一人だ。20年以上も前から続くこのシリーズ最新作のタイトルは、満を持して(無印の)『貞子』と発表された。主演を務める池田エライザは、本作に対してどのような姿勢で臨んだのか。そして、聡明な知性でこの物語をどう解釈したのだろう。自らを「過集中」とまで語る集中力と、「愛するということ」を彼女の中でどう定義しているかについても伺った。

ないがしろにしたくない、疎かにしたくない。この気持ちが私の原動力です。

―主演されている『貞子』は『リング』シリーズの最新作ですが、この一連の物語では基本的に登場人物がある種の呪いを受けるというか、憑かれることで亡くなりますよね。例えばですが、池田さんは何かに取り憑かれた......ようにハマったものはありますか?

池田エライザ:あはははは(笑)。ハマってること聞きたいだけじゃん!(笑)。そうですねえ......8月に自分が監督の作品をやらせてもらうので、今はそればかり。普段、休みの日はずっとギターを弾いていたり、最近はピアノを買ったので練習していたりしていたのですが。企画・原案もやっているので、ここ3ヵ月は書いて調整して、チェックしてもらい、また調整して......の繰り返しで。すごく楽しみですけどね。

―ずっとお忙しい印象ですが、ご自身で思考のレイヤーはどう変えているんですか?演じている自分、今日みたいに取材を受けている自分、監督側としてチェックする自分、それぞれ違う視点が入りますよね。

池田:お仕事をする上で「自分が好きだと思えることをやる」という、一貫したテーマみたいなものがあるんです。だから、どれも自然にやっているというか、あまり俯瞰してバラバラに見ているつもりはなくて。好きなものに対して手が抜けない性格なので、もちろん一つ一つ丁寧にやっていますし、それが癖なんですよ。

きちんとやりたい、突き詰めたい、ないがしろにしたくない、疎かにしたくない。この気持ちが私の原動力です。みんなといろいろな話をして、得た素材をどう料理するか。実際の料理はちょっと苦手なんですが......頭の中の素材を動かす、活かすというのはむしろ趣味に近いのかなって。

―その没入感って昔からですか?

池田:そうですね、マインドがオタクっぽいところはあります。今までは趣味がインドアで完結していたんですけど、結局大人になって気付くのは、インプットしないとアウトプットができないという揺るがない事実ですよね。最近は少しずつ、散歩をするようになりました(笑)。近くの公園や、先日は等々力渓谷まで遠出もしましたよ!

―趣味まで集中しすぎてしまう......なんてことはありませんよね?

池田:やっかいなことに、趣味も過集中なんですよ。ギターを弾いていても、気が付いたら指の皮が剥けて「痛い!これ以上弾けない!」という状態で、これは怒られると思ってやめます。本も動画も漫画も没入するので、午前2時までには......午前3時までには......あ、太陽が出た、怒られるから寝よう、みたいな(笑)。

―10代の高校生みたいだ(笑)。

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最終更新:5/20(月) 21:30
テレ東プラス

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