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習い事、続けさせる覚悟できていますか?

5/20(月) 12:21配信

ベネッセ 教育情報サイト

「ピアノが弾けるような子になってほしい」。
保護者が習わせたいものとして人気が高いピアノですが、幼児期に始めても数年でやめてしまう子が多いのもピアノです。練習する・しないで親子でもめて険悪になることもあって、悩み多い習い事のひとつです。
「やめたいと言うのですが、どうしたらいいでしょうか」。
この疑問をどうしたらいいのでしょうか。今回は特にこのことを考えてみました。

ピアノは1対1のきびしいレッスンは減り、リトミック(*)や歌のグループレッスンをしたり、童謡など楽しい曲を練習させたりと、教えるほうも工夫しています。しかし、それでも上達するために練習は必須。そこをどうしたらいいか、神奈川県平塚市で個人教授歴20年の高橋典子さんと、絶対音感を身に付けさせるレッスンで知られる東京豊島区にある一音会の江口寿子さんにお話を伺いました。
(*)リトミック…音楽教育体系。音楽を基盤とした、創造的な人間教育の手段として広い分野で活用される

家庭でのフォローは必要。リビングに音楽が流れていますか?
「通わなくなる子は上達しない子ですね」。
一刀両断したのは高橋さん。うまくならないとおもしろくない。でもうまくなるためには練習が必要。練習しないからレッスンに行きにくくなる。レッスンに行っても練習していないから進まないのでつまらない……こうしてだんだん足が遠のくのです。
じつは取材を申し込んだとき、高橋さんはこう明言されたのです。

「ピアノは通わせればいいというものではありません。家庭のフォローが必要です」。
やっぱりそうだと私も思いました。その覚悟、ありますか?

ピアニスト中村紘子さんは著書でこう書いています。「天才と言われる人々に共通していることは、生まれたときから音楽に囲まれて育っていたこと」と。
じっさいこれまで私が取材した、15歳でジュリアード音楽院に留学して将来を嘱望されている中野翔太さんや、チャイコフスキー国際コンクールで優勝した上原彩子さんも、お母さんは音楽大学卒。生まれたときからクラシックに親しんで育ってきました。

そこでアドバイス。ピアノを始めるなら、ご家庭でクラシックのCDを聴いたり、お母さんやお父さんも弾けるなら弾いてみせてあげたりしてください。家庭に音楽があふれていて家族で楽しむところからスタートです。

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最終更新:5/20(月) 12:21
ベネッセ 教育情報サイト

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