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「ブレーキがきかなかった…」池袋暴走事故・元院長(87)が任意の聴取 「逮捕されない理由」とは…

5/20(月) 20:37配信

FNN.jpプライムオンライン

池袋暴走事故 元院長が退院…今後どうなる?

4月19日に発生した、東京・池袋で87歳の高齢者が運転する車が暴走し、12人が死傷した事故。

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18日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長が、任意の聴取に応じるため目白警察署に姿を見せた。
2本の杖をつきながら警察署に向かう飯塚元院長。その足取りはおぼつかず、なだらかなスロープも人の手を借りなければ上がれないほどだった。

消え入りそうな声で「申し訳ございません。それだけです」と謝罪の言葉を口にし、警察署の中へと入っていった飯塚元院長。
今回の事故によって、左足のじん帯を損傷したというが、近所の人の証言では「事故を起こすより以前にケガをし、杖をついて通院していた」「足を引きずっていた」という。

体が思うように動かない状況で、車を運転していたとみられる飯塚元院長。警視庁の聴取に対して「ブレーキを踏んだがきかなかった」と語っている。

「直撃LIVEグッディ!」では、交通鑑定人の中村拓司さんが当時の状況について解説した。


立本信吾フィールドキャスター:
飯塚元院長は、おととし運転免許を更新し、その時は問題なしとされていました。しかしその後…


<関係者によると…>

・去年秋ごろ足をケガし、杖を使っていたという
・事故当時は両足を痛めていて、医師から運転を控えるように言われていた
・事故後、胸骨骨折・左足じん帯を損傷


中村拓司氏(交通評論家):
医師に(運転を)控えるように言われていたということは、非常に大きな問題があるんじゃないかと思います。

伊藤洋一(エコノミスト):
おととしは問題がなかったということですが、85歳を過ぎると、日々、体の状態も変化する可能性があると思います。若い人はそういうことはないんだけど(高齢者だと)昨日できたことができなくなったりする。運転って「判断と制御」「判断と制御」…の繰り返しだと思うんですよ。そこで判断が失われたら、もう車は“殺人マシーン”みたいになりますよね。

立本:
今後、飯塚元院長はどうなっていくのか?本来、重大な事件を起こした場合は逮捕となりますが、今回は逮捕されておらず、我々も「容疑者」ではなく「元院長」として報じています。それは何故なのか。


<飯塚元院長は今後どうなる?>若狭勝弁護士によると…

Q.なぜ逮捕されない?
→逃亡・証拠隠滅の可能性がなく、高齢のため逮捕しても勾留に耐えられないことが理由として考えられる

Q.今後どのような罪で起訴される?
→「過失運転致死傷罪」…7年以下の懲役・禁錮、または100万円以下の罰金
運転できない状態と認識していたら「危険運転致死傷罪」…20年以下の懲役


その後公判が行われるが、実刑判決を受けても、高齢のため収監されない可能性があるという。


安藤優子:
仕方ないのかもしれないけど、運転をしてこれだけの重大な結果になっているのに、高齢だから罰することが出来ないというのは、世の中の理解は得られませんよ。被害者感情が救済されないこの部分は、とても矛盾しているように思えます。

中村氏:
高齢者は残された時間が短いですから、その時間の中で償いが出来るのかというと、なかなか難しい。これから考えなければいけない問題ですね。

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最終更新:5/22(水) 8:32
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