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カルガモのひな12羽救う 取手の武笠さん

5/21(火) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

取手市清水の六郷公民館長を務める武笠征男(たけがさゆきお)さん(74)が18日、排水路に入って出られなくなっていたカルガモのひな12羽を、網ですくって救出。ひなはそのまま近くの水田に放された。カルガモは巣から水田への引っ越し途中だった。武笠さんは「見つかってほっとした。元気に育ってほしい」と喜んだ。

ひな12羽は同日午前6時15分ごろ、市立六郷小学校北側の排水路(コンクリート製、深さ約80センチ)内で発見された。カルガモは同公民館玄関横の花壇に巣を作っており、親鳥が4月末から卵を抱え、18日までにふ化が終わっていた。

カルガモ親子は同日の明け方に公民館敷地内から約50メートル離れた水田を目指して動きだし、その移動途中で排水路に入ってしまったとみられる。武笠さんがひなを水田に放した後、しばらくして親鳥がひなの近くに飛来した。

武笠さんはカルガモの引っ越しについて「餌を得ることと、外敵からひなを守るためだと思う」と話す。

カルガモは一昨年初めて同公民館に巣を作り、今年で3年目。武笠さんは「鳥が『六郷地区の人は優しい』と、理解しているのだと思う。自分の孫が生まれたような感じ」と笑顔で話した。(高阿田総司)

茨城新聞社

最終更新:5/22(水) 14:02
茨城新聞クロスアイ

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