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全蔵元に参加依頼 今秋県内初開催「酒まつり」

5/21(火) 9:04配信

福島民報

 全国新酒鑑評会での金賞受賞数七年連続日本一を受け、県は今秋に県内で初めて開催する「ふくしまの酒まつり」に県内全蔵元の参加を呼び掛ける。福島県が誇る多彩な銘柄を郷土料理と合わせて提供し、地元消費を喚起するとともに全国の日本酒ファンを呼び込む。県産日本酒への注目度の高まりを、他産品や観光の風評払拭(ふっしょく)につなげる。

 内堀雅雄知事が二十日の定例記者会見で酒まつりを県内で催す意義を語った。具体的な時期や会場は調整中とした上で、県外からの来場者が公共交通機関を利用しやすいJRの主要駅近くでの開催を想定していると説明。「福島の酒を県内の皆さんに知ってもらうとともに、県外から足を運んで地元のおいしい食と一緒に味わってもらう機会にしたい」とした。

 「酒まつり」は東京電力福島第一原発事故に伴う風評払拭を目的に、県が二〇一六(平成二十八)年度から東京都のJR新橋駅前SL広場などで開いている。金賞銘柄をはじめ県内ほぼ全ての蔵元の酒を味わえるとあって回を重ねるごとに知名度を上げ、昨年九月の第三回には最多の約三万八千人が訪れた。

 全国新酒鑑評会で金賞受賞数日本一を続ける一方、県産日本酒の出荷量は減少傾向が続いている。県は県内外の日本酒ファンを県内に呼び込み、消費を拡大するイベントが必要と判断した。日本酒を目当てに来県した人々に、飲食や観光の魅力に触れてもらう波及効果も期待している。

 県によると、県内には五十八の蔵元がある。県は今月中にも酒まつりの日時や会場など概要を発表する。県内での酒まつりに先立ち催す東京での酒まつりなどを通し、県内開催を周知する。県県産品振興戦略課は「県酒造組合など関係機関と協力し、県内での酒まつりを成功させたい」としている。

最終更新:5/21(火) 9:04
福島民報

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