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自宅樹木に「令和観音」 桜川の石彫仏師・佐藤さん、改元直後に完成

5/21(火) 11:00配信

茨城新聞クロスアイ

「交通安全に役立てば」と、桜川市真壁町塙世の石彫仏師、佐藤新治(しんじ)さん(81)が、道路に面した自宅敷地入り口付近の樹木に、観音菩薩(ぼさつ)像を彫り込んだ。改元直後に完成したことから「令和観音」と名付けられ、近くを通る住民たちの話題を集めている。

彫られた観音像は「白衣(びゃくえ)観音」と呼ばれるもの。コナラの木の表面にタテ約80センチ、ヨコ約60センチの楕円(だえん)状に、深さ約20センチまで彫り込まれている。モデルのサンプルを作成した上で2018年12月に彫り始め、4カ月以上を費やし、5月2日に完成。同日は新治さんの誕生日でもあった。

「無心で彫った。生きている木に彫るのは初めて。なかなか100点満点とはいかないが、何とか無事に失敗せず彫らせていただいた」と新治さん。

新治さんは福島県本宮町出身。旧真壁町出身の妻、マスさん(85)の実家が石材業だった縁で、約50年前に石彫仏師になった。80代になったのを機に、経営する「佐藤美術彫刻」を石彫仏師で長男の友昭さん(57)に引き継いだ。

観音像の顔は「マスさんに似ている」との評判もある。新治さんは「一生勉強だが、見た人に観音さまのありがたさを感じてもらえるならうれしい」と話している。

問い合わせは佐藤美術彫刻まで。
(冨岡良一)

茨城新聞社

最終更新:5/21(火) 18:06
茨城新聞クロスアイ

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