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寝かしつけに悩む毎日「ワニに頼らず寝かせたい…」 眠れない息子と働き方改革の深い関係

5/22(水) 7:00配信

withnews

「睡眠・覚醒リズム」確立は2歳ごろ

記者  ちょっと耳慣れない言葉が続きました。ひとつずつお聞きできれば。まず、「夜間授乳が8カ月ごろまで」というのはなぜでしょうか?

小西  睡眠・覚醒のリズムは2歳ごろ確立しますが、その始まりは6~8か月頃といわれています。この頃以降も夜間授乳をしていると、赤ちゃんがお腹が減ったというよりも、お母さんとつながっていたいという意味でいわゆる癖のような状態で授乳が続くことがあるようです。
われわれの病院ではそのような状態の場合、すぐに断乳をしてもらいます。この時期になると、夜間授乳はしなくても大丈夫だからです。

【赤ちゃんの睡眠の変化】
赤ちゃんの睡眠は成長とともに変化していきます。
「4か月頃にはやっと夜に長く寝るようになり、8か月頃には昼夜の区別がつくようになります。でもいわゆる睡眠・覚醒リズムが確立するのは2歳ごろといわれています」と小西さん。
ただ、赤ちゃんの時にはまだそのようなリズムは確立されておらず、小西さんも「お母さん方も何時に寝させようかと悩まれる頃かなと思います」と話します。

記者  8カ月を過ぎると、「授乳」にはなっていないということなんですね。
そして気になったのが、「中途覚醒」。一度寝入ったあとに、起きてしまうということでしょうか。

睡眠障害、赤ちゃんにも

小西  赤ちゃんにも睡眠障害といって、睡眠中何度も途中で起きる「中途覚醒」や、寝付きが遅いため就寝から入眠まで長くかかるようなケースがあることが最近分かってきました。
大人のこととして考えられていた睡眠障害という考え方が、赤ちゃんにまで広がってきたように思います。
あなたの場合、寝る前に必ずぐずるという行為も一種の入眠困難と言えるのではないかと思います。

記者  赤ちゃんにも睡眠障害?初めて聞きました。症状を詳しく聞かせてください。

【乳幼児期の睡眠障害】
1.中途覚醒―睡眠中何度も途中で起きる
2.寝つき不良―寝付きが遅く、就寝から入眠まで長くかかる
3.毎日寝る時間がバラバラ
※これらのタイプは併存することもある
――小西さんの説明より

記者  「中途覚醒」がつまり、私たちを悩ます夜泣きということでしょうか。

小西  夜泣きというのは睡眠が浅い「レム睡眠」時に起こる現象だといわれています。多くの場合はある時期限定で起こることがあり、成長と共になくなります。いつまでも続く場合は、専門医に見てもらうことをお勧めします。

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最終更新:5/22(水) 15:51
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