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寝かしつけに悩む毎日「ワニに頼らず寝かせたい…」 眠れない息子と働き方改革の深い関係

5/22(水) 7:00配信

withnews

育児の基本は「生活リズムを整える」

記者  いつかはなくなると聞いて、安心。原因や直す方法が知りたいです。

小西  まず、保護者に知っていただきたいのは、赤ちゃんの生活リズムを整えるのが育児の基本であるということです。
午後6時までには夕食を終えて入浴をし、8時に眠り、朝は6時に起床というのが赤ちゃんの生活リズムの基本です。
遅くとも午後9時には寝てもらうこと、毎日同じ時刻に寝て、同じ時刻に起きるのがよいとされています。
睡眠障害の対策として、まずは生活リズムを見直してみてください。

記者  早寝早起きは理想ですが、親の仕事の都合など家庭環境の変化で、どうしても午後9時までに寝かせられない家庭も多いと思います。

小西  個人の問題として考えるのは限界があります。
地域全体や保育園全体で討論し、夕食を保育園や地域で摂ることで早寝をさせるようにしたところが出始めています。中心課題として対策を検討されている地方自治体もあります。小児科医としては、働き方改革の中心課題のひとつに、この子どもの睡眠障害の対策が入っているのが望ましいと思います。政府をあげて取り組む必要がある状況になっているのではないかと思います。

理想のお昼寝とは…

記者  お昼寝についても伺いたいです。
息子は平日、保育園で1時間半~2時間くらいお昼寝をしています。土日も平日と同じリズムで昼寝させようと思いますが、体力もついてきて思い切り体を動かさないとお昼寝させるのにも一苦労です。お昼寝が遅くなると、晩ご飯やお風呂の時間もずれるので困ります。
かといって、昼寝しないと夕方になると眠くなって機嫌が悪くなります……。
夜の睡眠のためにも、理想のお昼寝の時間を教えてください。

小西  夜の睡眠に支障がない昼寝の時間帯は午後3時までには起きることが基本です。それ以降まで寝ていると、夕方の食事や入眠時間を阻害する可能性が高くなります。昼寝が午後3時以降になるようだと昼寝はしない方が、かえっていい場合もあります。
昼寝しない場合、就寝時間は午後7時ごろになるのであれば問題はないと思います。

【生活リズムのポイント】
◎基本
・午後8時就寝、午前7時起床を目標とする
・夕食は6時台に、入浴も7時には済ませる
・入眠、起床時刻を毎日同じようにして生活リズムを整える
◎昼寝をする場合
・午後3時までに起きる
◎昼寝をしない場合
・午後7時には眠ること

――小西さんの説明より


記者  そもそもなんですが……。お昼寝って必要なんでしょうか?
息子が通う保育園は年中クラス(3~4歳児)からお昼寝がなくなります。友人に聞くと、年少クラス(2~3歳児)からお昼寝がない保育園もあるそうです。昼寝が夜更かしの原因になると言われていることもありますが、子どもの発達や成長のためにも昼寝は必要なのでしょうか?

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最終更新:5/22(水) 15:51
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