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「ブルックスィー、優勝は頼んだぞ」ウッズが込めたケプカへの思い【カメラマンの景色】

5/21(火) 19:03配信

ゴルフ情報ALBA.Net

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【全米プロゴルフ選手権編】

パットがパッとしなかったウッズ…【写真】

今季の海外メジャー第2戦はブルックス・ケプカ(米国)の完全優勝に終わった。最終日こそスコアを落としたが、初日から自信にあふれたプレーで、見事に大会連覇を達成。これで2017、18年の「全米オープン」連覇に続いて、メジャー2大会で連覇。全米の両タイトルを連覇したのはケプカが初。まさにメジャーハンターといってよさそうだ。

予選ラウンドは大会恒例の、メジャー過去3大会の勝者の組み合わせ。昨年の「全英オープン」を制したフランチェスコ・モリナリ(イタリア)と全米プロ(昨年までは8月開催)のケプカ、そして先月の「マスターズ」を制したタイガー・ウッズ(米国)と、夢の組み合わせだった。

初日から大きな注目を集めた組だったが、ケプカが初日に「63」のコースレコードをマークして首位に立ったのに対し、ウッズは2オーバーと出遅れ、2日目もスコアを伸ばしたケプカとは対照的に3オーバー、通算5オーバーで予選落ちとなった。その最終ホールでのふたりのかたい握手を写したのがこの一枚。岩本芳弘カメラマンが振り返る。

「タイガーが予選落ち決定後のケプカとの握手。今まであまり見ない迫力ある握手でした。優勝を託した!そんな雰囲気でしたね」と岩本カメラマン。「独走態勢に入っていたケプカにとって、周りのヤジよりも、タイガーから優勝を託されたこの握手の方が最終日の後半、ボギーが続いた時にかなりのプレッシャーになったのではないでしょうか。優勝できて良かったですね」(岩本カメラマン)

12月に行われる米国選抜対欧州を除く世界選抜の米国キャプテンに就任しているウッズ。もちろん、その中心メンバーとして期待を寄せるのがケプカ。普段から仲も良く、「ブルックスィー」と、親しみを込めて呼ぶ弟分の勝利は、ウッズにとってもうれしいものだったに違いない。

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:5/21(火) 19:03
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