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【広島】8連勝で単独首位 V打の菊池涼8試合打率4割7分1厘に緒方監督「キクいいね」

5/22(水) 6:04配信

スポーツ報知

◆広島3―2中日(21日・三次)

 広島が中日に競り勝ち、試合のなかった巨人に0・5ゲーム差をつけて今季初の単独首位に立った。0―0の5回に菊池涼が決勝の先制2点打を放ち、チームは8連勝。菊池涼はこの8試合で打率4割7分1厘をマークする連勝の立役者となった。

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 ついにコイが首位に躍り出た。両軍無得点の5回、無死満塁から野村、野間が倒れて2死。年に一度だけ開催される広島県北部・三次市のファンは祈るように打席の“忍者”菊池涼を見つめた。フルカウントから2球ファウルで粘った後の9球目。直球を引っ張って三遊間を割り、先制の2点を手繰り寄せた。「きょうは(野村)祐輔が(試合を)作ってくれたから。僕はどうでもいいです」。背番号33は照れ笑いを浮かべた。

 8連勝の立役者だ。8試合連続で安打をマークし、この間は打率4割7分1厘、9打点。緒方監督も「キク、いいね! 状態がものすごくいい!」と声が弾む。さらに指揮官は「紙一重のところで厳しいところはカットして逃げる」と、4打席で中日の先発・大野雄に31球を投げさせた技術の高さに脱帽した。

 そんな大野雄から、きっちり“返礼”を奪い取った。6~8日の名古屋遠征中、プライベートでも仲がいい1学年上の敵軍左腕から「手持ちのバットを折ってしまった」と聞かされた。すぐに自身のバットを数本プレゼント。もちろん、その場で「ありがとう」と感謝の意を伝えられたが、高価な代償を払わせた。4月2日の対決(ナゴヤD)でも一時逆転の2ランを放っているが「そんなに大野さんを打ってるイメージないんですけどね。たまたまです」と謙遜した。

 コイ党の罵倒を力に変えた。開幕当初は6カード連続で勝ち越せず、借金も最大8まで膨らんだ。いずれのケースでもセ・リーグで優勝したチームはなく「V率0%」と報じられ、ファンに強い口調でののしられたこともあった。そんなこともあって指揮官は「首位? 関係ない」と慎重な姿勢を崩さない。一方、高ヘッドコーチは「勝てるときに勝っておかないと」と、さらなる連勝を求める決意だ。昨季までV3を果たした絶対王者。いよいよ全開の時だ。(田中 昌宏)

最終更新:5/22(水) 6:27
スポーツ報知

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