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最高時速500キロ近くのシャトルが飛び交う!特殊なスポーツ・バドミントンの世界

5/21(火) 15:30配信

テレ朝POST

5月19日(日)に開幕した「世界バドミントン男女混合国別対抗戦2019 スディルマンカップ」。

男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目5試合で、12の国と地域が威信をかけて優勝を争う大会だ。

バドミントンは、スマッシュを打ったときのシャトルの最高時速が500キロ近くに達するほど激しいスポーツ。他にも、求められる資質やトレーニングの仕方など、特殊な面が多い。

今回はそんなバドミントンという特殊なスポーツの謎に迫ってみたい。

話を聞いたのは北京、ロンドン五輪に出場したバドミントン元日本代表選手の池田信太郎氏だ。

特殊な筋トレ、激しいダッシュ

――シャトルを全力で打つと、最高時速が500km近くにもなる。となるとシャトルの消耗も激しいはずです。シャトルは一試合どれくらい使いますか?

池田:試合や選手によりますが、だいたい1ゲームで20個くらいは使います。プロ選手が全力で20発打つと朽ちていくレベルです。そうすると、シャトルがゲジゲジになってスピードと精度が落ちます。こうなると抵抗が増えるので飛ばなくなります。なので、試合中に40ラリー以上続いた場合は大抵シャトルは交換します。一個500円なので25,000円くらい使いますね。

ーー激しいスポーツですね。会場によってプレーがやりやすい、やりにくいといったこともあるのでしょうか?

池田:会場内の風や音など影響される要素はいろいろあります。例えば、音。自分の打った音が気持ちよく聞こえると選手の調子があがりますが、広い会場や応援の声が大きい会場だと自分の打感や打音がわからず、タイミングがわからなくなってしまいます。「今のはちゃんと当たっていたのか?」がわからないと試合が乱れるんです。

ーーバドミントン選手の練習や身体的特徴について教えてください。バドミントン選手はどこの筋肉が発達しているのでしょうか?

池田:利き腕がやはり発達していますね。右手なら右手が太い。これは見た目でもわかります。あとは足を大きく開脚して戻る作業が多いので、足の太ももが発達しています。とはいえ、試合中の運動量がものすごいので、みなさんスリムなんですよ。

ーー筋トレ量も多いのでしょうか?

池田:もちろん。ただ、ウェイトリフティングのようにいかに重いウエイトをあげられるかではなく、ある程度の重りをスピーディに何度もあげられる筋肉を育てます。それからジョギング。ウォーミングアップで体育館10~20周ほど、あとはインターバルトレーニングも必須です。激しいダッシュを何本もさせられます。走れない選手は勝てません。

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最終更新:5/21(火) 15:30
テレ朝POST

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