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池袋暴走 進む任意捜査…今後は

5/21(火) 21:17配信

TOKYO MX

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 東京・池袋で親子2人が死亡した暴走事故から1カ月がたち、警視庁による捜査が進んでいます。先日、退院した運転手の逮捕の可能性など、今後の捜査の展開を取材しました。

 東池袋駅近くの路上で4月19日の午後、旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(87)が運転する乗用車が暴走し、歩行者などを次々にはねました。飯塚元院長は事故で胸の骨を折るけがをして入院していましたが、5月18日に退院し、警察署での任意聴取に応じました。おぼつかない足取りで警察署から姿を現した飯塚元院長は「すみませんでした」とコメントしました。

 飯塚元院長は事故が起きた当時から「ブレーキが利かなかった」と話していましたが、警視庁は車の機能検査で異常が見つかっていないとして、ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性が高いとみています。

 元埼玉県警の佐々木成三さんは、一般的に逮捕に至る要件は「証拠の隠滅や逃走する恐れがある場合」だと指摘し、今回、任意での捜査が続く大きな理由について「逮捕されていない要因として、逃走の恐れがないことと、『勾留に耐えられない』という病院からの診断があった場合は逮捕の勾留ができない。今回の場合、そういう事情が強いのでは」と話します。

 佐々木さんは「可能性は低い」とした上で、今後、飯塚元院長が逮捕される場合を「取り調べに応じなくなったり、何らかの今後出てくる証拠の隠滅を図ったりといった、強制捜査の必要性が出てきた場合には、逮捕に切り替える可能性はある」と指摘します。そして「最終目的は逮捕ではなく、後に、この事件を起訴して厳正な裁判をして、相当な刑罰を受けさせるのが最終的な目標。逮捕という目的だけで捜査はしていないはず」と指摘しています。

 警視庁は今のところ、任意での事情聴取を進めるとしていて、本人立ち会いの下、現場で事故当時の状況を確認する方針です。

最終更新:5/21(火) 21:17
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