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筋トレはダイエットに効果ない? 医師が回答

5/21(火) 0:01配信

ニッポン放送

ニッポン放送「草野満代夕暮れWONDER4」(5月6日放送)にて、「筋トレって有酸素運動じゃないの?ウォーキングやジョギングと効果は違うの?」に対して、医師が回答した。

番組リスナーから質問メールが届いた。

「「週に2回ほど、有酸素運動としてジョギング、雨で外に出られない日は、ジョギングの代わりに筋トレをしてるんだよね~」という話を会社の部下にしたところ「代わりにはならないんじゃないですか?だって筋トレは無酸素運動だし」と笑われました。私は昔から、息を大きくすったり吐いたりして筋トレをするので筋トレも、「有酸素運動」だと思っていました。わたしくしは今年50才になります。半世紀を生きる前に、 ぜひ正解を教えて頂きたいです。部下にぎゃふんと言わせませす」(武蔵野市 ラジオネーム:シェア・マウンテン 男性 49才)

これに対して医師が回答した。

「無酸素運動とは、その運動エネルギーが糖質、つまり筋グリコーゲンの解糖によって賄われる運動のことです。対して、有酸素運動とは、その運動エネルギーが酸素の存在下で脂質が燃焼することにより賄われるものです。

もう少し砕いて説明すると無酸素運動の例としては筋肉トレーニング、ダッシュなど息をつめて行うような激しい運動があげられます。酸素がなくても筋肉のなかに蓄えられた糖質エネルギーで運動をおこなうことができますが、長時間の運動はできません。

そして有酸素運動の例としてはウォーキング、ジョギング、サイクリング、ゆっくりとした水泳などがあげられます。そのエネルギーは、酸素を使って、体内の糖質や脂肪を燃焼することによってつくり出されます。酸素を十分に取り込めば長時間の運動が可能となります。

実際の運動では、ゆるやかな筋トレは有酸素運動的になりますし、激しく泳げば無酸素運動的になります。運動の種類によりきっちり有酸素運動・無酸素運動と二分することはできないのです。100m短距離走では走行中呼吸をほとんどしませんから、無酸素運動の割合が高いわけですが、息を止めていてもさっきまで呼吸していた酸素は体の中にあるわけですから、有酸素運動の割合がゼロではありません。

このような訳で、脂肪を燃やすという観点から、体脂肪を減らすためのダイエットには有酸素運動がよいでしょう。筋肉を増強したいということならば無酸素運動が効率的でしょう。目的に応じて、運動を組み合わせてゆけば良いのです」

ニッポン放送

最終更新:5/21(火) 0:01
ニッポン放送

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