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【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが7連覇、エド&ジャスティンのコラボは2位デビュー

5/21(火) 15:25配信

Billboard Japan

 リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」が通算7週の首位をキープした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 ストリーミング、R&B/ヒップホップ、ラップの3チャートでも、同7週連続のNo.1を独占している「オールド・タウン・ロード」。そのストリーミング・チャートでは、週間1億310万試聴を記録し、今週もまた、週間視聴回数の記録を塗り替えている。歴代トップは、同曲が4月20日付チャートで記録した1億4,300万試聴で、2位、4位、6位、7位、そして今週の記録が8位に続き、TOP10はドレイクの「イン・マイ・フィーリングズ」と リル・ナズ・Xの独占となった。

 同曲は、5月17日にビリー・レイ・サイラスをフィーチャーしたリミックス・バージョンのミュージック・ビデオが公開されたため、次週も8週目の1位獲得がかたいと予想されている。エアプレイも好調で、週間8,380万回を記録し、前週の4位から3位にTOP3入りした。リズミック・ソング・チャート、メインストリームR&B/ヒップホップ・チャート、カントリー・エアプレイ・チャートでも、それぞれ1位をマークするなど、衰えるどころか勢いを増している。カントリー・エアプレイ・チャートでの首位獲得は、ビリー・レイ・サイラスにとって「Achy Breaky Heart」(1992年)以来、27年ぶりの快挙達成。

 一方、デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位から2位にダウンした、「オールド・タウン・ロード」。そのセールス・チャートでNo.1デビューし、今週2位に初登場したのは、ジャスティン・ビーバーとエド・シーランによる新曲「アイ・ドント・ケア」。ジャスティンにとっては15曲目、エド・シーランは7曲目のTOP10入りで、両者による連名のコラボは今回が初となる。エドは、2016年の年間チャートを制したジャスティンの「ラブ・ユアセルフ」、メジャー・レイザーの「コールド・ウォーターfeat.ジャスティン・ビーバー&ムー」にソングライターとして参加しており、先日リリースされたリル・ディッキーの「アース」(今週69位)には2人ともヴォーカルを提供している。

 デジタル・ソング・セールス・チャートでの首位獲得は、ジャスティンにとって9曲目、エド・シーランは4曲目の快挙。同チャートのTOP10入りは、ジャスティンが30曲、エドが10曲目のランクインで、歴代トップはテイラー・スウィフトがもつ16曲の1位獲得と、45曲のTOP10入り。週間3,410万試聴を記録し、ストリーミング・チャートでは3位に初登場、週間4,910万回を記録してエアプレイ・チャートでは前週の33位から13位に大きく順位を上げている。

 Hot 100で2位に初登場した楽曲は、「アイ・ドント・ケア」で28曲目。 今月だけでも、5月11日付チャートでテイラー・スウィフトの「ME! feat.ブレンドン・ユーリー」(今週8位)、 先週は ショーン・メンデスの「イフ・アイ・キャント・ハヴ・ユー」(今週13位)が、それぞれ2位に初登場している。なお、2位に初登場した曲を最も多くもつアーティストがジャスティン・ビーバーで、同曲の他にも、「ボーイフレンド」(2012年4月14日)、「ソーリー」(2015年11月14日)、メジャー・レイザーの「コールド・ウォーターfeat.ジャスティン・ビーバー&ムー」(2016年8月13日)の計4曲がある。「ソーリー」は、その後首位に到達した。

 今年2月に同2位にデビューした、アリアナ・グランデの「break up with your girlfriend, i'm bored」(今週15位)を手掛けた音楽プロデューサーのマックス・マーティンは、 「アイ・ドント・ケア」にもソングライターとしてクレジットされていて、彼にとっては9曲目の2位初登場曲となった。

 3月にNo.1デビューを果たし、その後TOP10にランクインし続けているジョナス・ブラザーズの「サッカー」は、前週の4位から3位に再TOP3入りを果たした。ポップ・ソング・チャートで5週目の1位をキープし、アダルト・ポップ・ソング・チャートでは、自身初のNo.1を獲得。各ポイントが上昇した理由として、人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』でのパフォーマンス効果が挙げられる。来月には、同曲が収録されるニュー・アルバムの発売もあり、まだまだ上位をキープしそうだ。

 前週の9位から4位へ、TOP5入りを果たしたのは、ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」。彼女にとって初のTOP5入りで、今週記録した4位はシングル曲として自己最高位となる。週間3,990万視聴を記録し、ストリーミング・チャートで3位から2位に浮上。15,000ダウンロードを獲得して、デジタル・セールス・チャートでは11位から8位にTOP10入りした。エアプレイ・チャートでは、今週43位に初登場している(週間2,410万回)。

 そのエアプレイ・チャートで2週目の首位をキープした、サム・スミスとノーマニ・コーディのデュエット曲「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」は、11位から7位に、TOP10復帰している。ホールジーの「ウィズアウト・ミー」は、前週の8位から10位に下降したが、TOP10ランクイン数を通算29週に更新し、LMFAOの「パーティー・ロック・アンセム」(2011年)と並ぶ歴代5位タイに順位を上げた。

 今週のアルバム・チャートで、前週の14位から8位に初のTOP10入りを果たした、新人ラッパー=ダ・ベイビーのデビュー・アルバム『ベイビー・オン・ベイビー』から、アルバムのヒットに繋げたデビュー曲「Suge」が16位まで上昇中。ストリーミング・チャートでは既にTOP10入りしていて、順当にいけば同チャートでのTOP10入りも期待できる。

 そのアルバム・チャートで7位にTOP10復帰したカントリー・シンガー、ルーク・クームスの『ディス・ワンズ・フォー・ユー』からは、収録曲の「ビア・ネバー・ブローク・マイ・ハート」が68位から29位に、ジャンプアップしている。5月9日に放送されたジミー・ファロン司会の『ザ・トゥナイト・ショー』で披露されたことで、セールスやストリーミングが急上昇した。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、5月24日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」リル・ナズ・X
2位「アイ・ドント・ケア」エド・シーラン&ジャスティン・ビーバー
3位「サッカー」ジョナス・ブラザーズ
4位「バッド・ガイ」ビリー・アイリッシュ
5位「Wow.」ポスト・マローン
6位「サンフラワー」ポスト・マローン&スウェイ・リー
7位「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」サム・スミス&ノーマニ
8位「ME!」テイラー・スウィフトfeat.ブレンドン・ユーリー
9位「トーク」カリード
10位「ウィズアウト・ミー」ホールジー

最終更新:5/21(火) 15:25
Billboard Japan

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