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駒大苫高、女子硬式野球部を創設 全国制覇目指し、環境も整備

5/21(火) 16:16配信

苫小牧民報

 駒大苫小牧高校(笹嶋清治校長)は20日、同校で記者会見を開き、2020年4月に女子硬式野球部を創設すると発表した。道内では札幌新陽高校に次ぎ2校目の女子野球部となる。笹嶋校長は「やるなら上を目指し、全国制覇を果たしてほしい」と話しており、志を高く持って強豪校として名をはせている男子硬式野球部と共に大きな活躍への期待を込めた。

 笹嶋校長が会見し、一般社団法人日本女子プロ野球機構スーパーアドバイザーの太田幸司氏が同席した。笹嶋校長が設立に向けた経緯として「近年女子アスリートの活躍がめざましく、各界など社会でも活躍している。野球も女子の人口が年々増えていく中で、高校に進学して野球をやりたいという生徒たちの受け皿の役割を果たしたかった」と説明。「これからは女性の活躍が重要。将来に向けて男の子も女の子も関係なく野球ができる環境をつくれたら」と寄せられている社会的な期待に触れた。

 想定する練習場としては、男子硬式野球部の練習場に隣接するソフトボール場を女子専用の野球場として整備し、とましんスタジアム(苫小牧市営緑ケ丘球場)と清水球場も使用する予定。今年3月には明野新町に学生寮「敬愛寮」が完成。受け入れ態勢も整えた。

 指導体制づくりも検討しており、監督は現在調整中。女性教員を部長に配置する考え。ユニホームは伝統ある男子の硬式野球部と同じデザインを用いる方向で進めている。

 また、同校と日本女子プロ野球機構とはパートナーシップ協定を結ぶ方針。女子プロ野球選手の指導を受けられるよう連携し、部員の技術向上に向けた関係を築いていく。

 太田氏は「駒大苫小牧高校が女子硬式野球部を創設するのは非常にうれしいニュース。男子の強豪校はノウハウがあると思うし、発信力も大きい。われわれも女子野球の発展のために側面からバックアップしていければいいし、北海道をはじめ全国に女子硬式野球部が増えてもらいたい」と話した。

 笹嶋校長は「若いうちはいろいろなことにチャレンジし、自分ができることを一生懸命やることが大事。環境は整っている。女子も硬式野球に力を注いでほしい。待ってます」と中学生など女子の野球選手らに広くメッセージを送った。

 創部初年度となる来春は15人程度の部員を目指し、新入生と在校生を問わず人材を探し、来夏の全国大会出場を目指す。今年7月に同校で開催するオープンスクールでは女子プロ野球選手3人を招き、体験会を開く予定だ。

苫小牧民報

最終更新:5/21(火) 16:16
苫小牧民報

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