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Tモバイルとスプリントは資産売却を含めた譲歩を計画

5/20(月) 8:00配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 20日の米株式市場で、携帯電話事業者のTモバイルUSと同業スプリントの株価が急伸。両社による265億ドル(約2兆9000億円)規模の合併計画について、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が承認を勧告すると発表したことを好感した。両社は合併計画の承認を得るため、資産売却や地方でのサービス保証といったコミットメントを発表した。

コミットメントにはスプリントのプリペイドブランド「ブースト」の売却や、3年間での5Gネットワーク構築、またネットワーク構築中は値上げしないとの約束が含まれる。

ニューヨーク時間午前10時13分現在、スプリント株は23%高の7.59ドル。Tモバイル株は約5%上昇し79.05ドル。

パイ委員長は「FCCの最優先事項には米国の地方におけるデジタルディバイト(情報格差)解消と、次世代無線通信5Gの分野を米国が先導することが含まれる」と20日の声明で説明。「Tモバイルとスプリントがきょう提示したコミットメントは、これら極めて重要な事項を大きく前進させる内容だ」と指摘した。

合併計画の承認には、5人いるFCC委員のうち少なくとも3人の賛成票が必要。FCCはパイ委員長を含め共和党が過半数を占める。

合併計画を巡っては、米司法省の反トラスト局もFCCと同様に精査を行っているが、両社の譲歩が承認に十分な内容かどうかについて判断を示していない。司法省はコメントを控えた。このほか州の司法長官らも調査を続けている。

原題:T-Mobile, Sprint Soar as FCC Chairman Says He’ll Recommend Deal(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Nabila Ahmed, Liana Baker, Scott Moritz

最終更新:5/21(火) 1:02
Bloomberg

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