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マクラーレンの今季に光。今季マシンはアップデートに”しっかり”反応?

5/22(水) 12:02配信

motorsport.com 日本版

 ホンダからルノーにパワーユニットを載せ替え、さらにチーム内部の組織構造も再編されたため、マクラーレンは厳しい2018年シーズンを過ごした。

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 マクラーレンは、チーム再編の一環として、かつてポルシェLMP1チームを率いていたアンドレアス・ザイドルを獲得。そしてスペインGPから新任のチーム代表として仕事を開始した。そしてそのレースには、フロントウイングのコンセプト変更など、大規模なアップデートがマシンに施された。

 ザイドルは今回のアップデートはそれほど重要ではないとしていたものの、これについてマシンが反応したことに大いに励まされているという。昨年のマシンは様々な開発にもほとんど反応を示さなかったというが、今回のスペインで見られた反応は、それとは全く対照的だったようだ。

「今年の良いところは、アップデートの実際に反応するマシンを持っているということだ」

 そうザイドルは語った。

「昨年の問題は、クルマを走らせても、アップデートに反応しないということだった。だからそのことは、とてもポジティブだ」

「このことは、会社の中にもポジティブな想いを与えている。我々全員が、現時点での中団グループの争いが、開発競争になっているということを理解している。今回のことは、シーズン中に開発することができるマシンを持っているということだ。我々はそれぞれのレースで、マシンを開発しようとしている」

 マクラーレンはアップデートを施したマシンを持ち込んだにも関わらず、スペインGPで予選Q3に進出することはできなかった。しかしザイドルは、中国GPで明らかになったマシンの欠点を補う上で、良い前進をもたらしたと考えている。

「マシンをコース上で走らせると、すぐにアップデートが機能していることが分かった。測定した数値は、我々がファクトリーで見たモノと一致していたのだ」

 そうザイドルは説明する。

「それは良いことだ」

「マシンは我々が持ち込んだモノに反応している。(スペインGPでの)パフォーマンスは中国で見たモノと似ている。中国では、パフォーマンスの面で大きく苦労したがね」

「もちろん、Q3に進出できなければ、常に少し失望するものだ。しかし最終的に我々が目にしたのは、マシンが持っているポテンシャルのほとんどだった」

 今月初めにマクラーレンに加わったばかりのザイドル。チームを前進させるために何を変えるべきなのか……それを判断するのはまだ早いと語る。

「私は大げさなスピーチをしたり、すぐに結論に飛びついてしまうような人間ではない」

 そう彼は言った。

「ウォーキングに存在するものの詳細、そしてチームがどのように機能しているか、それを把握するために時間をかけている。それが現時点では重要だと思う。そしてその後、将来に向けた準備をするために、チームの主なプレイヤーたちと密に協力するつもりだ」

「どうやって来年にアプローチするのか、その明確な契約と野心を、ザク(ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)と共に練ることが重要だ。先を見据えれば、新しいレギュレーション変更に伴う大きな課題がいくつかある。我々のようなチームにとっては、それは素晴らしいチャンスだ。そのことが、今後数ヵ月の間の、私にとっての焦点となるだろう」

Jonathan Noble

最終更新:5/22(水) 12:02
motorsport.com 日本版

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