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ペアシートもあるビジネスクラス 特集・ANA A380 FLYING HONUの機内(2)

5/22(水) 23:50配信

Aviation Wire

 成田-ホノルル線に5月24日から就航する全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」。総2階建ての超大型機で、日本の航空会社が就航させるのは初めて。

【A380のビジネスクラス】

 座席数は4クラス520席で、ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席。各クラスにパソコン用電源と充電用USB端子を備えるほか、Wi-Fiを使った機内インターネット接続サービスを提供し、バーカウンターをクラスごとに設ける。

 アッパーデッキ(2階席)にファーストとビジネス、プレミアムエコノミーを配し、メインデッキ(1階席)はすべてエコノミーで、後方には日本の航空会社では初となるカウチシートを導入。6列60席をカウチシートとし、「ANA COUCHii」と命名した。シートは、ファーストが日本の航空機内装品大手のジャムコ(7408)、ビジネスは仏サフラン・シーツ(旧ゾディアック・シート・フランス)、プレミアムエコノミーとエコノミー、カウチは独ZIMが手掛けた。

 ビジネスクラスは、配列が1-2-1席配列で全席が通路へアクセスできるスタッガードシート。中央列は、隣り合わせに座れるペアシートも用意し、新婚旅行などで隣同士で座りたいニーズに応える。

 一方で、ペアシートは必ずしも隣に同行者が座るとは限らず、見ず知らずの人同士が並ぶ場合もある。席と席の間にあるディバイダー(仕切り)は、高さを乗客の顔の高さに合わせた。ビジネスクラスのディバイダーは背もたれと同程度の高さであることが多いが、顔を隠すには高さが足りないことから、従来よりも高めにしたという。

 1席あたりの電源は、コンセントが1つとUSB端子が2つ。ANAによると、USB端子はMacBook ProやiPad Proなどで採用が進むType-Cも検討したが、既存のType-Aを選んだという。個人用画面は、18インチのタッチパネルモニター。大型の引き出し式テーブルやサイドテーブルは、明るい木目調のものが採用された。

 ANAはA380に「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」と名付け、全機にハワイの空と海、夕陽をイメージした特別塗装を施した。内装は3機とも同じだが、初号機が青(ANAブルー)、2号機が深緑(エメラルドグリーン)、3号機がオレンジ(サンセットオレンジ)と、1機ごとに色と表情が異なるデザインが採用された。5月24日に初号機が就航後、2号機は6月から投入を予定しており、2020年春には全機がそろう。

*写真は38枚。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/22(水) 23:50
Aviation Wire

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