ここから本文です

恒例の野外ライブ直前に、待望のニューシングル「My Life Summer Life」をリリース! 鈴村健一インタビュー

5/22(水) 22:20配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

2018年はアーティストデビュー10周年を迎え、ベストアルバム『10th Anniversary Best Album “Going my rail”』をリリースした鈴村健一が、2019年、約3年ぶりとなる待望のシングル「My Life Summer Life」をリリースした。恒例行事となったステラシアターでのライブ“鈴村健一 満天LIVE 2019 ~ぼくらの前夜祭・ぼくらの後夜祭~”開催直前のリリースとなった本作について、話を聞いた。

2019年は“WARAUTA”とタイトルをつけたライブで幕を開けた鈴村健一。「笑ううた」。「笑顔になるうた」。まさに新春に、笑顔の花が咲いたパシフィコ横浜のステージで鈴村は言った。「今度、褒める歌を作っちゃいます」と。

鈴村健一 「あのときは、ステージに立って歌っていて、客席からみんなが僕を褒めてくれるのが本当にうれしくて。あれは本当にいいな、と感じるんです。それで“褒める”をテーマにした歌があったらいいのに、と思ったんです。なんだったらライブで『褒める歌を作っちゃいます!』と宣言しちゃってますからね(笑)。でも『褒める歌』と考えていくうちに、僕自身はいつもライブをするたびに皆さんから褒めてもらっているなって思って。だから今度は、聴いてくれる皆さん、僕と一緒に歌ってくれる皆さんが褒められる歌にしよう、という考えに辿り着きました」

ライブ以前から「“満天ライブ”の前にシングルを作りたい」という話は出ていたものの、具体的に進みだしたのはそんな“WARAUTA”の後だった。だからこそ、あの日のステージで見つけた新曲のテーマである「褒める歌」をそのまま生かしていこうと動き出した楽曲制作だったが、それはいつしか、ステージから見えた笑顔の花を咲かせるファンの人たちへの想いへと繋がっていった。

こうして完成した最新シングル「My Life Summer Life」。楽曲としてはこれまでの鈴村にはない、サンバテイストの1曲。曲調だけで「夏だ!」と感じさせるものではあるが、楽曲を作るときにはサンバ一辺倒にならないように、という考えがあったのだという。

鈴村 「実はこれまでの僕のサウンドの中に夏ソングってなかったんです。“満天LIVE”に向けての楽曲を作ろう、というのはあったんですけど、セットリストとして考えても夏ソングがないよね、という話になって。僕は夏に単独のライブをやったことがほとんどないんです。多分……単独としてはないんじゃないかなぁ。イベントやフェス、“ランティス祭り”のステージはあるんですけどね。夏という季節がこんなに好きなのに、夏の曲を歌っていないよな、と思ったことで『夏の歌を作ろうよ』という話になったのが今回のシングルを作るきっかけになっているんです。そこで、『夏ソングと言えばサンバだよね』とスタッフとの話にもすぐに出てはきたんですが、ただホイッスルを吹くような、本当にガチンコなサンバ調にしてしまうと、これまで僕が作ってきた楽曲の世界観から乖離しすぎてしまうんじゃないか、ということもあって。自分のテイストを入れるという意味でもロックなアレンジにしたい、というのはありました。ロックさを残しながらも、一聴して“これはサンバだ”と感じさせる曲を、ということで作曲と編曲をしてくださった本田光史郎さんがちょうどいいバランスに着地してくださったという感じでした」

鈴村健一サウンドであるけれど、サンバである。文字にしてしまえば単純ながら、その絶妙な塩梅を実際に楽曲として完成させるクリエイターはすごい、と笑みを浮かべる鈴村。こうして出来上がったトラックに歌詞を載せるのは鈴村の番。これまでにはない、夏ソングの歌詞を書くことについて、いろいろと考えたという彼だったが、冒頭に記したような年明けのライブでの「褒める歌」というテーマが夏というモチーフと共に出てくることに。

鈴村 「“褒める”と“夏”のふたつをテーマにすると決めたんです。それって抜群にお祭りソングになるなって気もしたんですが、もう深く考えずに、褒めて、褒めて。『夏ってイイね!』って歌詞を書いていきました。ただ曲はお祭りっぽいけど、お祭り一色というほどサンバに振り切ってもいないので、自分でそうしたいと思って作った楽曲のテイストによって自分の首を締めるような感じになってしまいまして(笑)。サンバだけどちょっとメロウなメロディラインにもなっているので、そういう部分を汲んで、『お祭りだけど意味のある言葉を使わないといけないな』『ちゃんと曲の世界観にマッチさせていかないといけないな』と思ったことで今回のような歌詞の世界観になりました。お祭りだけではない歌詞。僕なりの“褒める”を見つめ直して、褒められたいけど褒めてもらえないもどかしさや、モヤモヤする葛藤から脱出したい!解放感を味わいたい!という想いが夏サウンドに導かれるように南国の解放感に向かっていってしまうような、僕だからこその感覚を入れ込みました」

そんな「My Life Summer Life」。MVでは鈴村が沖縄を旅する様子を追いかけるような、ドキュメントタッチの構成になっている。「夏が大好き!」と公言する鈴村の素の表情がパッケージされたような映像に、軽やかな歌声と夏らしいサウンドが重なり、「旅に出たい!」と思わせてしまうMVだ。

鈴村 「撮影というより、沖縄に旅行に行ったという様子を収録していますね。本当に沖縄にひとり旅をしているみたいで。かなり楽しそうでしたし、本当に僕は夏が好きなんだなって自分でも感じてしまうような表情で。沖縄の観光地を歩き回っている様子を撮ってもらっているんですが、本当にその場にいた町の人に話しかけたりもしていて。いつもみたいにカメラを意識した撮影ではなかったので、かなりドキュメントタッチに仕上がっています。旅行記念映像のようですが、楽曲にすごくマッチしているので、そちらも楽しんでもらいたいです」

これまでにない新鮮な鈴村健一を感じさせる夏ソングをタイトル曲にした今回のシングルは、カップリングにも夏を感じさせる楽曲「花火」を収録。夏のフェス感あるサンバ調の表題曲と共に収録するサマーチューンは、ノスタルジックさとともに夏の夕刻を感じさせる。この曲は「花火」というタイトルながら、モチーフになっているのはキャンプファイヤーなのだそう。

鈴村 「キャンプファイヤーを一緒に囲めるのって、やっぱり親しい仲間だなと思うんです。僕自身この10年くらい、よく夏に仲間たちと旅行に行って語り明かしたりもしたな、と思って。そんな仲間との友情を歌おうと思ったんです。これまで友情をテーマに歌ったこともなかったので。でも歌詞を書こうと思ったら不意に“満天LIVE”での、トーチを立てて火を灯している場面。あそこはもはや友達とキャンプファイヤーをしているみたいな感覚だな、と思ったんです。そうか、“満天LIVE”は友だちと一緒に歌い明かすような存在なんだなと思って。そんな実際の仲間たちやライブに来てくれる皆さんとの友情について書いたので、あのステラシアターでの景色が浮かぶ曲になりました」

10年というアーティスト活動の中でまだ書いてこなかった“夏ソング”に挑戦した今回のシングル。収録されたどちらの曲も“満天LIVE”で聴けるのが楽しみになる。ステラシアターでの“満天LIVE”へ気持ちが向かう鈴村ながら、さらにその先のことも視野に入れているという。

鈴村 「最近、ツアーをやれていないので、また全国の皆さんに会いに行きたいと思っているところです。“満天LIVE”に“ランティス祭り”と今年もライブが続きますが、今後のライブにも期待していてください」

Interview & Text By えびさわなち

●リリース情報
「My Life Summer Life」
5月15日発売

品番:LACM-14874
価格:¥1,800+税

<CD>
1.My Life Summer Life
作詞:鈴村健一 作曲:本田光史郎・廣中トキワ 編曲:本田光史郎
2.花火
作詞:鈴村健一 作曲・編曲:増田武史
3.My Life Summer Life (OFF VOCAL)
4.花火 (OFF VOCAL)

<DVD>
My Life Summer Life (Music Video)

●ライブ情報
“鈴村健一 満天LIVE 2019 ~ぼくらの前夜祭・ぼくらの後夜祭~”
6月8日(土)、9日(日)開場 16:00 / 開演17:00(両日とも)
会場:【山梨】河口湖ステラシアター

関連リンク
ライブ特設サイト鈴村健一ランティスアーティストページ

最終更新:5/22(水) 22:20
M-ON!Press(エムオンプレス)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事