ここから本文です

広島戦で3敗目 中日・大野雄に迫りくる不名誉な記録

5/22(水) 19:32配信

東スポWeb

 中日・大野雄大投手(30)が“長いトンネル”にもがき苦しんでいる。21日の広島戦では7回を投げて8安打を浴びながら5奪三振、無四球で2失点にまとめたが、3敗目(3勝)を喫した。

 昨年は未勝利に終わったが、今季はこの日を含めた8度の先発で6回以上を自責点3以内に抑えるクオリティースタート(QS)は6度。防御率2・86の数字が示すように安定感もまずまずだ。それでも、勝ち星が伸び悩んでいる要因の一つには、大野雄自身の打撃が挙げられる。

 この日の2度の凡退を加えて79打席連続無安打となり、猪俣隆(阪神)が持つセ・リーグ歴代2位(1987年4月7日~90年9月5日)の記録に並んだ。特に大野雄が悔やんだのは、2回二死一、三塁の先制機で二ゴロに倒れたことで「あそこは、めちゃくちゃ打ちたかったけど、得点圏だとそんなに甘い球はこなかった」と肩を落とした。

 得点にこそ結びつかなかったが、相手先発の野村は3回二死走者なしから左翼線を破る二塁打を放って大野雄にプレッシャーをかけた。投手も打席に立てば9人目の野手で、チーム関係者は「80打席近くも安打が出ないなんて、大野は完全に自分で自分の首を絞めている。これまで好投しても勝てる試合をどれだけ落としてきたか…。せめて4、5試合に1本は打てるようにならないと」と打での奮起を促す。

 セ・リーグ歴代1位は工藤公康(巨人)の2000年4月11日~02年7月26日までの84打席で、プロ野球記録は嵯峨健四郎(東映)の1964年3月31日~65年8月19日までの90打席。不名誉な記録に迫りつつある大野雄は「恥ずかしい記録ですから、そこは更新しないようにしないといけない。そんなに簡単に打てるものじゃないので、これからも練習をしっかりしていかないといけない」と気合を入れる。

 自身の勝ち星を増やすためにも、打力の向上は不可欠と言えそうだ。

最終更新:5/22(水) 19:37
東スポWeb

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 野球情報

あなたにおすすめの記事